2011年2月7日月曜日

しなびたものの良さ

萎びた温泉とミカンが好きです。
特にしわしわで体積も小さくなったミカンは、旨いとおもってます。
何でも新しいモノや新鮮なものが美味しいわけでもなく牛肉や魚でも時間をおいて(ジャーキーや干物でなく)旨くなる。
ラフランスやメロンも腐る一歩手前が最高だし、息子も柔らかくなったバナナの方が好きです。
家内のペイントを教えてくださる方も「しなしなになったジャガイモって美味しいね。あれ食べれるって知らなかった。」
農家の私たちは夏の終わりに採ったジャガイモで春まで食べることが当たり前だったので逆にその言葉が新鮮。
確かにスーパーなどではあんまり萎びた野菜は見ないせいぜい見切り品の所にちょっとスイマセン的に置かれてある。
先週まで実家で採れたミカンがあったのですが、見た目は悪いし形や大きさもまちまち表面はざらついていて
最後の20個はライムの様に固く剥きづらかったが、酸っぱ味のある自然な甘さは嫌にならない。
それらはほとんど腐らないしあまりカビない、多分春まで大丈夫だっただろう。
もちろん種類にもよるが糖度をあげる化学肥料を入れる事で不自然に甘く表面にツヤを出す処理などでなかなか萎びないから中の実がいいように熟成されない。
中古車や立木でもそうだが、その時間の経過にふさわしい姿が好ましい。
100年以上の樹なのに青々と葉を茂らせているものは中に空洞が出来ていたり見えないさけがあったりするもの。
もうすぐ私は50になるから自分は50歳に相応の立ち姿、顔、生き方をしているだろうかと考えたりする。若く見られることが良い事でもない。
実家のミカンが無くなるとタイムリーに友人からミカンを頂いた。瀬戸内が実家の彼女のお母さんが採ったのだろう。大きさや種類や形がバラバラだ。
どうしてお店には大きさや種類の違うミカンがバラバラに入った箱を置いてないのか考える事は面白いです。

2011年2月6日日曜日

私はピアノ(ニコイチ)

二個で一個のピアノを家内が弾いてくれている。
久々に開いた楽譜に「The Rose」の楽譜が。日本題「愛は花、君はその種子」?がある事を発見おもいでぽろぽろの主題歌だったんだ。
この前カラオケで私が歌ったので覚えてくれていたのだ。
これでもうカラオケでなくとも歌える?
youtubeの貼り付けが出来なかったので
http://www.youtube.com/watch?v=4PynL_xtCR8
バックに流れている映画「プライドと偏見 」も個人的にはすごく好き。

そして痛い話が苦手な方はこの先読まないでくださいね。
ピアノの改造で一番大変だったのが230本のピンを外す事。単純作業は苦手だ。
蜂の巣の様に並んだピンを1本ずつ地道に抜いていく。
これを全て外さないと鉄フレームが外れないのです。
1本50kgの張力といわれるピンは簡単ではない。
1本5分外すのにかかるとすると20時間程かかる計算だ。
これ作った人恐るべし!
途中頭に来て無茶苦茶グルグルやっていたらピアノ線が右の薬指の付け根からブスリ。
計ってみると25mmは刺さったようだ。
もう少しで第二関節から突き抜けて出るところだった。
すぐに水道水で流し血を絞り出す。
小さいころ良く古釘を踏んだ事を思い出す。
いつもカナヅチで叩くんだよね、すると血が沢山出て錆びやバイキンが血と一緒に流れ出て後で膿まない。
今回みたいに小さな傷にはあまり意味が無いけどジョンソン&ジョンソンの傷パワーパッド。
家内が心配してくれて途中から手伝ってくれた。
「グルグル回して最後スポンと取れた時が快感、わたしこういうの大好き。」「マジで。」
お蔭で多分6時間程で完了!
痛みは残りましたが、思い出も残りました。
写真は黒姫童話館モモがメインでこの前のクロカンコース脇にあります。

2011年2月5日土曜日

もしもピアノが弾けたなら

家を建てた時、買った古いピアノ。メーカーはHORNSCHTINホーンシュタイン多分ドイツかオーストリアまたはデンマーク製だと思う。グーグルで検索したが1件もヒットが無いレア品?
船で日本に来た一品で、でも組んだのは日本人じゃないかという。
例えば見えない部分のマイナスネジが全て横に揃えてある。世界中でこんな仕事をするのは日本人以外にいないからだ。
ピアノに張られている弦の数は、およそ230本。すべての弦が強い力で張られており、全体の張力は20トン。
その張力による「ねじれ」や「ゆがみ」を防いでいるのが、木製の支柱と金属のフレームです。
周辺部の厚い積層板と太い柱で組み立てられ、これらは、ピアノの耐久性を左右する要となっています。
家は薪ストーブだから冬はすごく乾燥します。湿度20%くらいだからピアノの木も乾燥して背板に割れが入ってしまい調律してもすぐ狂ってしまう。
一つの鍵盤で和音になっている。ただこのピアノでアメリカ国歌を弾くと開拓時代の安いキャバレーの様な味もあって個人的には嫌いではない。
専門家の話だとこの家では最初の設計から湿度管理してそのように作らないと新品を買っても同じだと聞きました。
新品のピアノをオーダーする経済力は当時なく、妥協して娘達には途中から電子ピアノで練習してもらう事になりました。
使えないピアノは置いても仕方がないが思い入れはある。だから今回一度ばらして古いピアノにエレピアノをビルトインという邪道な事を決行。
ばらしてみてわかった事はほとんどゴミが出ないんだ。黒鍵だけはベークライトだったので不燃ごみであとは全部OK。
合板など使われてなく後は鉄で今度金属を買ってくれる所に持っていきます。
金属のフレームは軽く100Kg以上あって一人で持てなかったので天井にチェーンブロックを取り付けて外しました。
鍵盤は象牙だったのでそのままストーブに、意外と象牙って元気よく燃えてくれる。
匂いを嗅いでみたら爪を燃やした時の匂いでした。植民地時代のアフリカ象なのだろう。考えると色んな思いが浮かんでくる。
弦をハンマーで叩いて作り出す音とは比べられないが、もう下手な調律に挑戦して弦を切る事も無い。
何より使える様になったのだ、持ち主に使われてこそ道具としての本望ではないか
それは、主に使えてこそ人として本望なのと同じだ。

2011年2月4日金曜日

スキーは楽し

今年はスキーが楽しい。
昨日も一昨日に負けず快晴、晴天率の低い信濃町だがその分晴れると爽快。
家内と初めてのコースで、新鮮です。
ずっと緩い登りが続き息があがってくる。
家内は「空気が美味しいと初めて感じた。」と言っていた。
「あんたテニス部でがんばっていたやろ?」
「空気の味の事。昨日の鹿と同じような味がする。」
「ふーん、森の味じゃないかな。」信濃町は戸隠より冷え込まないが積雪は多く少し重い。
森も戸隠とちがって根元がねじ曲がり昼でも薄暗い所が多い。
でもその分雪はカチカチにならず転んでも痛くない、確かに息を吸い込むとフィトンの香りがする。
帰りは滑って下りてこれるので実に楽しい。XCスキーはほとんど曲がれないので何度か転んで笑ってしまう。
今年はスキーがとても楽しい。

2011年2月3日木曜日

快晴


昨日は朝から快晴、槍ヶ岳の子槍まではっきり見えた。途中から流石に富士は見えなくなってきたが八ヶ岳は一日中見れた。久々に飯綱高原スキー場へ。以前ここに住んでいた時は借家からスキーを履いてコースインしていたが
戸隠に来てからナイター以外は滑ってない、家から10分なのだが10年以上来ていない。
里谷多英さんが金メダルを取ったコースでもあります。
ひたすらテレマークターンの練習、
最後はコースから沈む夕日を見てコース管理のオッチャンと一緒に最後の滑り。
夕食は昨日まっちゃんからもらっていた鹿のスペアリブ。
パン屋さんの駐車場に昨日忘れたまま1日経ったが夕方寄ってみたらまだ雪の上にあったから拾いました。
まっちゃんいつもありがとう。今朝も素晴らしい天気です。

鹿肉~家内から
鹿肉やイノシシなど独特のにおいがある?臭みがあるといわれているのと
鹿とイメージしてなんだか食べる気がおこらずにいたのですが、
とにかく臭みをとるには私の知っているところ、お酒か牛乳??
赤ワインで臭みをとるか~とちょっとつけといて
トマトケチャップ、マスタード、酢、三温糖、塩、ソースにしょうゆ、パプリカなど混ぜ合わせバーベキューソースを
作り焼くといい匂いがしていい感じの仕上がりになっていました。
主人と息子は鹿のスペアリブ肉を骨にかぶりつきながら美味しそうに食べていたので
「どこでも肉とって生きていけるね~」と思わずにはいられなかったが
はじめてなのでちょっとちぎってもらって食べてみたら、鳥や豚、牛肉にも味があるように
鹿にも鹿の味があるのだと思った。ただ鹿のイメージが残っている~
でも沢山は食べれないが食べれる!!
サラダにちょこっとのせて食べると色合いも綺麗で
鹿肉を使った高級料理と思うとなんだかおいしくなってくる感じ、
私の気持ちはあっちにいったりこっちにいったりしましたが、美味しく頂きました。
ごちそうさまでした~

2011年2月2日水曜日

「子ども手当」

ニュースでは子ども手当の先行きなどが騒がれています。
集めておいて返すより、お子さんのいる家庭からは税は搾取しませんので、という方がまだいいと思うのだが。
そもそも予算の半分近くが借金で、もらっても、これを返済しないといけないのは子供たちだから考えてみると不思議な気がします。
でも、誠の「子ども手当」は神が出して下さっている。
それらは、集めたものを撒くのではなく神が全てを働かせて支払ってくださる。
たとえどの様な時代や制度ができたとしても完全なモノは全て主が用意してくださる。

2011年2月1日火曜日

エデンの記憶

長野市の最高気温は-1度だから戸隠奥社付近は-6度くらいだろうか。
さすがに顔が冷たいが、鏡池に着く頃には体が暖かくなってちょうどいい感じです。
今日は森林植物園からクロカンコースを辿る様なルートを行ってみた。
道なき道を進むのもいいが、ちゃんとした道の上を進む事も気持ちがいい。
でも一度通った道をそのまま戻るのは面白く無いので少し違ったルートで帰る。
金沢の姉から「すごい雪でアンテナが、、。」と連絡があったが、戸隠はここ数年で一番過ごしやすい冬と言える。
森の中を歩いているだけで十分満ち足りた気持ちになりあれこれ考える事もなくなる。
海辺で生まれ育った私達だが、「全ての生き物は海から生まれた」とか「母なる海」というよりも
森の方がDNAの中に遠い記憶があるような懐かしい気持ちがある