2016年8月14日日曜日

ハーレーその後、、



ショベルのFLHは今日も概ね快適である(快調だとか完全だとかは、、ちょっと)
走っているとあちらこちらから
「ボルトが外れた?」
「何かのオーケストラ?」
と思う程の賑やかしい雑音
走った後のクソ重いクラッチ操作による副産物である左手の軽い炎症痛

「4速しかなく93キュービックインチもあるエンジンなのに、あ-た、クラッチ操作し過ぎなんじゃない?」

と自問自答の材料にすら思えたり
どう考えてもバカな所に付いているしか思えない
ワグナータイプのリヤマスターシリンダーがバンク中、削れまくり
オイルタンクに穴があく前にさすがに何とかしないとの
寄せ集め部品による適当な対策的位置変更

只でさえ引きずり易く、結果、走行中に出火しやすいと好評な
リヤブレーキディスクが虹色に美しく焼けだしたり
エンジンオイルやミッションオイルのみならず、ショベルなのに
湿式クラッチに変更してあるからプライマリーオイル含め
オイル漏れ3段活用中

ニートラルに入らないギヤが抜ける
振動による球切れ、スイッチ操作不良など小さなトラブルは数あれども、もはやそれ普通

先日ギヤが3速から変わらなくなり半クラッチ駆使して(タンデム上り坂3速発進はクラッチにもハートにも良くないね~)何とか帰宅
ミッションオイル交換してみたが何ら変わらず、頼みにしてた市内にある友人の後を継いだ元ハーレーディーラーメカニックの彼に電話したら

「持って来てもらって結構ですが、今年乗りたいですか?」

って聞いてきた、今年って?まだ8月前半だぜ!
でも、だからヒーとか思いながら何とか自分で復活させ一安心、とりあえず、また走れる
そう言えば受け取る時に散々整備したであろうクライン氏曰く

「走った後、長く停めておくと メイビー200ccほどオイルが下に落ちるけど空き缶などあればゼンゼンOK。」

などとアドバイスしてくれた

200ccっていったら一回の献血の量!そんなん初めて聞いたし『ゼンゼン』じゃねーだろ!

普通で考えるとそれは故障、トラブル、欠陥となるけど


「ま、こんなもんか。とりあえず走れるし」

って思えるのもまた ある程度古いハーレーならでは
とにかく大枚はたいて買ったばかりだというのに
グラインダーで切り取る、ドリルで穴をあける針金で縛る
シートポストやスイッチなどのバックアップに木を使うなど
荒っぽい作業でも何となくしっくりくるからハーレー不思議なメーカーである

ハーレーはそうした事を許容する「ユルサ」がある
例えばBMWなどはキッチリした仕事と正当な部品や服装でないと似合いません(例えばビングのキャブをFCRにしただけでビーマーから不評その点ハーレー最近は甚平ビーサンで乗

る事も、OK、)
イタリヤのマシンなどはスタイル的にはある意味完璧で隙がないので
よりレーシーにしたり、より高価にする以外(例えばサイレンサーをアクラボッチにするとか)似合わない(その点もハーレーシフトペダル、何のチェンジペダルかわからないけどボル

ト止めしてワイルドだろ~←すみません)

ハーレーは、大阪のおばちゃんの着ている虎の毛皮でシートを作ったり
サイレンサーに丁度飲み干したビールの空き缶を付けても何ら問題なし


ほとんど毎日の様に乗ってますが、ロングは未だ行く事も無く15分程ひとしきり田んぼや畑道を廻って来るだけ
それでも以前乗っていたサイドバルブのDaxや陸王の様にそれなりに乗った感と
それに加えて力強さもあるので

おそらくそれは、いつ壊れるかわからないという緊張感、
少し乗っただけで感じる疲労感、
こんな大変な機械を俺は操作しているという満足感(自己満足?)

バイクといえばその魅力の一つに加速性能や速さってものもありますが
こいつは一般車がストレスになるどころか、ちょっと置いてかれ気味(涙)
トラベルという言葉がトラブルとリンクするように
旅には距離や時間というよりも 不安要素や予測できないハプニングなどがないと、
もはや日常

ただ走る事が、旅になる 
「ハーレーっていいなぁ」とほんと思えます。

あぁ故郷のあの海岸線をゆっくりと走りたい(壊れるかもしれんが、、)

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