本当に知らないという事を知っているなら、調べたり、聞いたり、お金を出して修理に出すとかするだろう。
生ける化石のようなスポーツスターXL系エンジンですが
CRF250Rの様にエンジンオイルとミッションオイルが別になってます(まあハーレーの場合はプライマリーなんですが、、)
そのオイルの量などは思ったよりシビアで、以前ショベルの時は少し入れ過ぎ(規定量だったのですが)で、クラッチを滑らせてしまった事もありました。
色々ネットで調べると写真の様に↓
クラッチのダイヤフラムスプリングの下縁が浸るところドンピシャがよろしいようで
設計が古いだけに意外とシビアなんだ~って思いました。
後、プライマリーチェーンもついでに調整する事にしました。
正規の数値は・・
冷間時 9.53 ~ 12.70㎜
温間時 6.35 ~ 9.53㎜
と、いう事でインスペクションカバーも外して指で上下させると15mmもありました。
元がチューンドエンジンといっていいビューエルの場合は、半年ほどで調整した方がイイらしいとも聞きますからエンジン下の調整ボルトを
「えらいアナログな分かり易いシステムだ事、、」
と、思いながら増し締めして9.5mm程度にしました。
エンジンオイルも一緒に交換しましたが、何せ冬ですのでグリースの様にゆっくりしか出てきません。
一晩そのまま垂らしておいて暖かくなるまでは鉱物系の15W-50を入れました。
オイルクーラーもあるし、オイルフィルターも交換したからもう少し入ると思ったけど意外と残っていた(?)ようで2クォート程
多くのマシンではオイルレベルも中間より少し上にして来たんですが、
ハーレー系はLoレベルからHiまでの下1/3位でOK(なんですと)
それ以上知れるとブローバイガスと一緒にオイルも出て、エアクリーナーを油だらけに(←以前M2で経験あり)
酷い時は、オイルタンクのキャップがポンと飛んでオイルが、、
しかも、入れる時オイルポンプがエア噛みしないような入れ方するんだ~と沢山のバイクを乗って来て
それなりにメンテもやって来たつもりが知らない事まだまだあるんだなーって感心
知らない事は決して恥ずかしい事ではありません。
が、知らないのに、知ってるつもり、又は知っているふりというか、口だけ合わせておくとか、聞こうともしないのはどうかなと思います。
全てのモノはいつか壊れ、その最後を迎えますが、
近づいて、見て触れて、聞いてみるなど、愛情を持って接していくなら
修理し続ける限り、動き続ける事も可能になります。
もう二度と作られる事がないであろうEVO系ビューエル(XB系もそうなんだけど、、)
オークションで部品としてバラバラにされて出品されているのを見ると
ドナーとして供給して下さるのはありがたくも、本当はそのマシンも
路上を走る事を目的に作られているのだから、いつまでも走り続けてもらいたかった、
と思って実はとても残念です。
さて、S1Wのアイデンティティの一つであるリヤショックが真下に見えるアレですが
元は、WPのスプリングむき出しのモノだったハズです。
でも、千切れるという考えただけでもちょっと恐ろしいトラブルもあり
日本のSHOWAになりました、それはイイんですが、やっぱりデザインがイマイチで
やっぱスプリングが見えるスタイルに憧れていて色々調べたら
やっぱ伸びて吸収するという普通の逆だし、そもそも生産台数が少ないから
作ってもそんなに販売数は見込めそうにないだろうけど、やはりメーカーは少ないです。
過去も合わせてペンスキー、クヮンタム、オランダのメーカー、そしてアメリカでも一つ(?)
まあ、4品あるだけでも良かったんですが、結構お高いです。
ただペンスキーは、WPと同じで引っ張り強度に不安があるようで同じトラブルの方も見受けられましたし、やっぱペンスキーがルックスもGOOD ホワホワーです。
とにかくこのカッコが好きだから
キャリアとかタンクバックみたいのも付けたけど個人的には、この形を崩したくないですね。
M2の時もヘルツホルム式という他ではヤマハがスピーカーでしか使ってないという凝ったシステムのものも4インチのエアクリーナーにしたんですが、せっかくならこのままにしたいです。
皆さん、池田氏のことばでもありますが、
「また、路上で、、」
0 件のコメント:
コメントを投稿