おもに、手や腕から御柱の如く にょっきりと 自分の体の部品で無いモノが 飛び出してきているのは 不思議な 感覚だった。
それは、 退屈な授業中などに 鉛筆などで 遊んでいて 思いがけず 深く突き刺してしまった時など(なぜそこまでなったかは別として) 大概MITUBISI Uni などの高価なもの以外は芯が中で折れて 肉の中に埋もれたままになって子供の事だから忘れてしまう。
忘れた頃に 体の機能により 異物を追い出そうと 一旦塞がった皮膚を 自ら破り
鉛筆の芯の周りを普通の皮膚より一段硬い皮膚で囲みつつ押し上げてくる。
大工をしていると よっぽど 注意深く仕事をしている方を除いて ほとんどの方は
大人になってもその様な経験を していると思います。
今朝も昨日からの薪が丁度いい具合に燃えていてくれるのですが、
数週間前に ひょいと 薪を掴みいれようとして 素手で引っ張り上げようとしたら
結構深く 棘が小指にささってしまった。
子供の時は授業中ということもあり 声を押し殺して平気な顔をしていたものだが
大人になった今では「グオォー」と大声を出しても誰にも怒られることもない。
ただほとんど直角に入り込んでいたので ついには出すのをあきらめた。
家内は
「病院行って切ったもらったら」といってくれたが
子供のころからの経験豊富で 臆病かつ面倒臭がりの私は 神が与えて下さっている
体の機能にお願いすることにした。
中に棘があるので 皮膚がおおわれても 圧力をかけたり 拍手をしたりすると
「ずきん」 と痛むが その部分は足の裏より 皮膚が硬化して もりあがり
一昨日、ついに自らの皮膚を自らの命令によって破って 木の頭が見えてきた。
あんな小さな 棘であっても 体にこれほどの痛みをあたえてくれるのだから
魂に 突き刺さった棘や 新生した霊に ささった棘の ダメージたるや さらに深刻です。
幸いいのちの機能が働いて似た様に押し出してくれるのだが
やっぱり それなりに時間もかかり 時には 感染したり 膿んだりする
ましてや それが サタンからの矢の場合は 毒が塗ってある場合もアリ
当たり所によっては 歴代のイスラエルの王の様に命を落とす事もあるだろうし
あまりにもひどい状態で 主による強制終了の可能性だったあるかも知れない(ほとんどその前に自滅しますが)
「永遠のいのちを貰っているのに?」
と訝しく思うかもしれないが、この世界においてのいのちの終了の事ですが、それは次の来たるべき世界でも 小さくないダメージを残してしまう。
戦場と言う場所はそんな事が起きる所だからです。
だから 信仰の盾は なくてはならないもので
私も、薪を入れる時は やっぱり革の手袋をつけて作業しようと 一年ぶりに思っています。
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