2013年8月1日木曜日
グレーてるグレてない
伊勢湾岸を桑名から豊田方面に向けて車を走らせていた。
バックミラーをみると後方からそれなりの勢いで近づいてくるバイクが見える。
ここは橋の上でも道幅にゆとりがあるから車線が開いて無くても車と車の間を殆んど減速もせずに抜いて行く
ZX-14Rが一台、二台、三台、四台 一本の糸が牽かれているいるように、切り返しながら小さくなっていく。
同じ車種どうしで、走らせ方の傾向が似ている者同士なら、お互いストレスはあまりないだろうけど実は面白みは意外と少ない。
それは、スピードというピンポイントな魅力で繋がっているだけで、誰か一人が、些細なミスで障害を持ったり、ハーレーに替えたりしただけで崩れていく関係でもある。
長い間世界最速の名をほしいままにしてきた文字通り、飛ぶ鳥を落とす勢いだった隼を追い落としたZX-14Rだけど
頂点は狭くそこにいれる時間は短い、まるで自分がバックしているじゃないかと思えるほどみるみる車間を開け放っていく4台のZX-14Rを見ながら「死ぬなよ」と心の中で呟いた。
前に、良い知らせを聞いてから具合が良くなったら行きたいと思っていた桑名に住むご夫妻の所に伺って今回初めて、ほんのわずかだけど「交わり」を感じれた。
聖書も持って行かなかったし、御言葉も語るでもないけれど、それは蛤の2枚の貝殻がぴったり合うような感じで自然な事。
”ぐりはま”ということば(あるいはスラングまたはシャレかオタク用語)がある、物事が食い違うことや、あてが外れること。室町時代から使われている言葉だそうです。
図のように『蛤(はまぐり)』をそのまま逆さまにした文字で書かれますが、漢字辞書には載っていません。
これは正式な漢字ではなく、「おのがばかむらうそじづくし」という著者の造字(国字)だといいます。
ハマグリの貝殻は、ペアになっている殻以外ではぴったりと形が合わないという性質を持っています。このことから『はまぐり』の倒語として『ぐりはま』が生まれ、食い違って合わないことを意味するようになりました。
「神経衰弱」に似たゲームの貝合わせ(貝覆い)という遊びでは、ピッタリ合わなかった貝殻のことを『ぐりはま』と呼んでいたことからのことば。
ちなみに、不良になることを意味する「ぐれる」という言葉は、この『ぐりはま』→『ぐれはま』→『ぐれた』からきているそうです。
グレるということばは家族の間で、噛み合わなくなったという事の一つの結果
今まで、価値があると思ってきた事が、つまらなく思えたり
何気ないものが特別なモノに思えるパウロもそうだったのかな、、
食べた事のない程大きくて美味しい蛤「ご馳走様でした」
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