木に縞栓

 信濃町の野尻湖畔に行ってきました。
昨日の好天で雪が無くなったと思いきや
意外とありますねー（長靴持って来てよかった）
まっちゃんの所は40ｃｍ積もったらしい、信濃町　スゲー

用事は、張った床材の塗装
オスモのフロアークリアーで家内とゴシゴシです。
こんな仕事は、家内の方が経験多いし　上手
床材は戸隠と鬼無里の栓です。
通称ハリギリとも言われ　コシアブラと同じように今年も新芽を天ぷらで春頂きました。
栓は白いケヤキと言ってもイイ程、木目が似ているので
ステインしてケヤキの代替えに使っている程

食品偽装や産地偽装など相変わらずですが、
人のうわさも75日
日本人ほどなんだろ　、気にしないようにすぐ心変わりする民族も珍しい
ただ　最初の一発目のインパクトは大きい

”たらちねの”といえば”母”
”あしびきの”なら”山”
の如く
”耐震偽装”は”姉歯”
”温泉偽装”なら”白骨”となる

白骨に比べてはるかに悪質な偽装をしていた全国の有名温泉はわすれられているのにである。
これは魂の性質の故で

「心はよろずの物よりも偽るもので、はなはだしく悪に染まっている。だれがこれを、よく知ることができようか」

とあるとおり、それは治らずしかもそれを知ることもない
罪を罪を思わない事も罪の特質で最大の罰かも知れない

建築業界では　例えば
カバは桜の代替え品として
シャム柿は黒柿の代替え品である。
代替え品は、本物と同等で扱われていて説明責任はない
しかも代替え品の方が圧倒的に多く流通している。

私の生まれた能登でも”アテ”とその地方で呼ばれている材はアスナロだけど
商品名は”能登ヒノキ”と名打っている。
やれやれです。



それにしても栓はうねる様な横縞と絹の様な艶があって美しい
油を塗り込んでやると　更にいい感じです。

2人で頑張ったので10時半で完了
雨も少し降っていたので、ちょっと久々のカラオケしました。