今朝は雪 実はこれくらいの時期が バイクで森を走るのにベストなシーズンです。
葉が落ちて光が奥までさしこむ 明るく見晴らしの良くなった しかも誰も居ない森を独り占め出来ます。
息子がバイクの免許を取る前の年は真冬でも タイヤを改良して圧雪の上を走る事にトライしていたけど、同じ様な 経験が出来るならスキーでも真冬ならではと、割り切って楽しめている。
昨日は現在持っているバイク4台とも乗ってみました。
これが、自分でも絶妙にバランスの良いラインナップだと 勝手に感心。
アメリカではバルキリー 日本ではワルキューレ
F6Cはほとんど舗装路専用でタンデムも楽だし
バイクとしては荷物も丁度いいくらいに積める
バイクで舗装路は飽きやすいのですが、これくらいの重さと大きさ そして吠える様な排気音で
退屈な移動時間も、自分が積極的に操縦している感じを味あわせてくれる。
ボクサー6のエンジンも バラバラとした 適度なガサツさが 定速走行も味わい深いモノとしてくれている。
次に大きいのはXL500Sで 70年代ならではの懐かしさと十分な速さを持ち併せてくれている。
本当にタイトな九十九折ではF6C以上の速さを見せてくれるし、どこまででも寝かせるバンク角の深さと安定性それでいて最近のマシンの様な乗せられている感じではなく 、適度な低い性能故に楽しめる範囲が広い。
このマシンは舗装路を走っても十分だし、林道なら最高に楽しい
こいつは最新マシンと一緒でも普通について行ける23インチのワークブーツなのです。
カワサキのシェルパは、もともとから好きなジャンルでいわゆるトレッキングマシンなのですが、ノーマルのままでは「あと、もう少しパワーが、あったら」という願いを叶えてくれる300ccFCRとスーパートラップで吸排気系も強化済み。
ちょっとうるさいのが、気になっていてディスクを5枚にしてみたりノーマルのマフラーにしてみたりしたけど最近抜けをよくするために15枚にしてみて、やはりこれくらいがパワーの出かたもイイ感じとこれで取り敢えず行こうと思っています。
希望はXR200の様なドスが効いた しかもうるさくないものなんですが、なかなかあの様な音は古いエンジンでないと出ませんね。
それでも両足べったりのこのマシンは林道から獣道ちょっとしたトライアルもどきまで楽しませてくれます。
そしてTL125フィールドトリッパー、TL系の最終型で唯一の12Vリヤショックも強化されたモノです。
フロント周りはTLM220のディスクに替えてありルックスだけではなく性能も一段上に
エンジンはTLR200のものでこの手としては十分
座って走るにはイマイチだけど これで森の中や岩を乗り越える時は 気分はモータースポーツではなく禅の世界?
こいつは、路面が厳しくなればなるほど楽しいという不思議なマシン
トレッキングとトライアルごっこ 道なき道をかき分けて進むいわゆる藪コギが実に楽しい
時々友人知人と一緒に走る時など貸す時もあるので
舗装路F6CとXL500
林道XL500とシェルパ
トレッキング探索 シェルパとTLと絶妙な重なり具合があって
たった4台でこれだけ自分を楽しませてくれるラインナップは満足を与えてくれるし
ほんと 単純に感謝(もちろんこれが無くなっても感謝ですが)
これだけ書いていると なんとまあ 自慢や 自己満足の強い やな奴なんですが(実際そんな所あり)
不思議なもので バイクで走りながらの 礼拝 そんな時間があります。
今、こうして 長野で この様なバイクで 走っている事は イエスキリストを抜きにしてはあり得ない
小さい頃から多動的な私は ただじっとしている事やボーっとしている時間が苦手だった。
教室の椅子と机だけが自分に許された世界で 当時の僕はその境遇をどれだけ呪って来ただろう。
バイクは音楽も聴けず、ほとんど会話も出来ず、仕事にも使えない
ドリンクを飲むにしても止まって下りてから飲む面倒さ。
そもそもパジャマで裸足でも可である車と比べ
乗る前に 履くモノ 着るもの 天候、はめるもの、かぶるモノとチョー面倒
夏は暑いし 冬は寒い 雨が降れば濡れ 風に吹かれるとよろける
箱の中じゃないから 危険だし イメージだって良くないし 実際モテない(←これ関係なし)
両手両足、全身を使って常にバランスを取り続けないといけない
止まったら足で支えないといけないし、うっかりすれば倒れる
この上なく 不都合で 不自由な 不完全な乗り物
だけど 自分がこれを選んだのだから 誰かに命令されたとか 無理やりやらされているのではない
だからそこ わたしにとってほとんど唯一ボーっとできるバイクに乗っているその時間は
聖所の中で私の魂が何所にも行かなくていい ただ静まれる時。
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