幸甚至哉 歌以詠志
作者は魏武帝
「三国志」の曹操です。
「夏門歩出行」の四篇からなる詩の最後の一篇
上の画像にはありませんが
最後に
「幸甚至哉 歌以詠志」とあります。
長寿の神龜も
いつかその寿命を終えるときがくる。
霧に乗る騰蛇も
終いには土と灰とになる。
(しかし)老いて餌を食べるだけとなった馬も
千里を駆けた頃の志を失ったわけではない。
晩年の勇者たちも
若い頃の気持ちが失くなったわけではない。
人間の寿命が長いか短いか
それを決めるのは必ずしも天だけにあらず。
体をいたわるなどの心がけ次第では
長寿を得ることも可能である。
こういった心境に至ったのはこの身の幸いである。
さあ、皆も自分の思いを詩にして詠ってみるがいい
さすがは 曹操です。
おお、これはイイですね。本日のわが記事ともフィット。
返信削除曹操、やはり三国志のセンターです。
Lukeさん そうそういいですよね。
返信削除そして、コメントをご覧になるみなさん
曹操の事は嫌いでも、三国志の事は嫌いにならないで下さい。