2014年2月22日土曜日

「大事なときには必ず失言する」

 結論から先に言います。
石川が産んだ政治家 森喜朗さんは
本当なら 「町内会長程度が丁度いい」そんなちょっと困ったオジサンである。

女性やメディアから嫌われているが、何故か消えないしぶとい存在?

小さい時からガキ大将(今でいう虐めの常習者)で問題を起こす事数知れず
しかし、その殆んどは陰湿なモノではなく、カラッとしていて
数々の失敗を経験しながら全く懲りないのは今も変わっていない。
いつの時代でも地雷をわざと踏んでいるんじゃないかという行動と発言は、今でも多くの敵を作り続けている。


総理就任早々
「ああいうのはウソを言ってもいいんだろ」と発言(←理由はありますが)

日本の高校生の練習船「えひめ丸」が、アメリカ海軍の原子力潜水艦と衝突して沈没、日本人9名が死亡するという「えひめ丸事故」が発生した。森は第一報が入ったときゴルフ場にいて。衝突により日本人が多数海に投げ出されたことや、相手がアメリカ軍であることも判明していたが、森は第二報のあとの第三報が入るまで1時間半の間プレーを続け、これが危機管理意識上問題と、、マスコミにこのことを問いただされた森が「プライベートだ」と答えたことで批判は拡大
事故を起こしたアメリカ側はブッシュ大統領がすぐ「事故の責任は全てアメリカにある」と謝罪。
マスコミはこれを異例の素早い対応と評価、彼の印象を一層悪いものに、、(←これも理由はありますが)

「全国私立幼稚園連合会の討論会」にて「子どもを沢山つくった女性が、将来国がご苦労様でしたといって、面倒を見るのが本来の福祉です。ところが子どもを一人もつくらない女性が、好き勝手、と言っちゃなんだけど、自由を謳歌して、楽しんで、年とって・・・税金で面倒見なさいというのは、本当におかしいですよ」と発言し、社民党の議員や出生率向上へ誘導する政策などに反対する一部女性団体の抗議を。(←これまた理由はありますが)


そんな彼だが周りの人々からは何故か愛されるという 不思議なキャラは現在でも変わっていない。

中学生の先生とのエピソード(Wikipedia)より


森が交番に連れて行かれると、警官の前で森を怒鳴り、殴りつけた。父親の立場を慮って貰い受けに来た手前、必要だったものらしく、自転車の後ろに森を乗せて帰る途中「頭が痛かったら先生の背中にこすりつけろや」と言ってくれたと言う。こうしたやりとりから師弟の情愛が生まれ、その教師は後年森が立候補する頃には教組の幹部になっていたが「お前のお陰で教組を辞めなきゃいかんようになった。今まで自民党にだけは入れないできたが、とうとう自民党に入れることになってしまった。困った奴だ」


彼の性格は父譲りでラグビー好き(Wikipedia)より

”ラグビーに最初に興味を示したのは父の茂喜であり、戦時中トラック島空襲後同島に派遣された際には、部下を引き連れて捕虜と試合に興じて、、”

”ラグビー退部後も、本来は勉強も優秀だが練習のため授業に出られないラクビー部員達のために教授に掛け合うなど同部との関わりは続き、教授達とも一緒に飲みに行き講話を直に拝聴していた。早稲田祭で後輩の学生達に語ったところによれば、森達は部室(会室)には毎日出ていたが、教室にはいかないことから「大学周辺居住者」と呼ばれていた”

彼は首相にはなりたくなく前任者の急死による就任で

「正直いってえらいことになったな」

本人がなりたくなくとも何故か周りが押し上げてしまうそんな存在でもある。
森の首相退陣直後

「私はあまり、陰でいろいろやってたことはないんだけどなあ」

「なるのも運命、辞めるのも運命」などと、懲りない


私は彼に実際会った事はないけど、まだ石川にいた頃(30年前)から「必ず総理になる逸材」と言われていた。
最大派閥を持ちながら実は本人は肯定的なのも彼らしい(Wikipedia)より

”何より愛妻家である。妻の千恵子と知り合ったのは、2人が通う早稲田大学の学生時代。
当時体を壊してラグビー部を退部していた森は「国際学友会」と言う、早稲田大学の主に東南アジアからの留学生との交流を深めるサークルに所属、
ここで横浜出身の教育学部国語国文学科の学生の千恵子と出会った。
当時千恵子は水泳をしており真っ黒に日焼けしていたのを見た森が「アナタ、お国はどちらですか?」と千恵子を東南アジアからの留学生だと勘違いして話し掛けたのが初対面だったらしい。
現在でも出張などで森が自宅を離れた際にも、森の方から1日1回以上特に用事がなくても「元気かな?」などと電話が掛かってくるとの事。
千恵子も代議士夫人の会で「子供のためにも死ねるけれど、夫のためにも死ねるわ」と発言するなど現在でもラブラブ夫婦。
因みに千恵子の方が半年余り年上の姉さん女房”


彼はバカかもしれないし(立場を考えれば、、)
学習するという事を知らないのかも知れない
いつまでたっても、多くの失言と行動から数多くの敵を作りだしている。
だけど、今回の事も(←これもまたまた理由がありますよ)真央ちゃんにあったら
軽い感じで「いろいろ、ごめんね」って感じでお互い笑えると思っているそんな人物
だって真央ちゃんに会った事もない私でも応援する彼女に、何度も会っている彼があんな言い方をする訳があるわけ(←彼ならありえるかもと、私にも思わせる所が彼の偉大な所だろうけど)

現代あまり見なくなったジャイアンを地で行くような彼に変わって欲しくないと
少しだけ思う私は石川出身だからかもしれないが
奥さんの発言と同じように

「あんたは口で損をするから、、」

それには深く納得します。

2 件のコメント:

  1. 森情報ありがとうございます。

    失言を集めて辞書ができそうです。

    それにしても、今回の発言はひどかった。

    しかし、思ってても言えないようなことを、自分の立場をわすれて、相手の気持ちも考えずにサラッと口に出来るのは、ある意味ものすごい才能かも。

    石川県は人材の宝庫ですね。真似しないでね〜。

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  2. 彼と輪島の常識外れの発言(失言)はそれだけで本当に本になる量があります。
    想像するに、石川は基本半島の県で、なおかつ京とも東の都の支配からある程度離れ、台風、地震、戦争(空襲)などとは最も縁遠い地方でしかも豊かという(徳川には100万石と報告しながら150万石は軽くあり、しかも海の豊かさ故に、お腹が空いたという経験がないからでしょうか?

    根は単純なんですが、どう見ても悪役しかハマりません。
    私も人事とは思えない所がちょっと不安(多いにと書くべきか、、、)

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