ウルトラマンには”初代”と”帰ってきた”のとお二方(?)がいますが、
マニアってすごいなと思うのは画像を検索してある意味プロ以上に解析する所
ウルトラマン第 23 話
「故郷は地球」
国際平和会議が東京で開催された時不可解な事故が多発
目的は会議の妨害か。ということで
科特隊パリ本部からアラン隊員が来日。
見えない壁 見えない円盤に対しイデ隊員は徹夜で特殊装置を作り上げる。
イデの装置によって見えない円盤と共に怪獣が、、しかし攻撃してこない。
その怪獣にアラン隊員は「ジャミラ・・・。」と、、
その夜、アラン隊員から、こんな言葉を伝えられる。
「ジャミラは怪獣ではなく、人間、、。」
宇宙船の事故のため宇宙を漂流
やがて水の無い惑星に漂着
長い年月をかけてその星に順応し、怪獣化
しかし人道的な観点から、この事故は無かったことにされ封印
ジャミラはそんな人類を恨み復讐するため地球に帰ってきたのだ、と。
イデはジャミラの境遇に同情。
「自分があの装置を作らなかったら、
ジャミラは姿を見せずに済んだのだ。
自分はジャミラとは戦わない」と
しかし、
アラン隊員の口から出たパリ本部の指示は
「ジャミラの正体を明すこと無く秘密裏に葬れ。」
翌日、再びジャミラ出現。
「人間らしい心はなくなっちまったのかよ!」
と叫ぶイデ。
ウルトラマンの水攻めに、悲痛な鳴き声をあげながら悶え苦しみ、
やがて息絶えるジャミラ。
墓を建て弔う科特隊員。
「ジャミラ許してくれ。
でもこうしてお前の故郷、地球の土になれるんだ・・・。」
とムラマツ隊長。
その墓標にあった言葉は、
「人類の夢、科学の発展のために死んでいった戦士の魂、ここに眠る。」
次々に去っていく隊員をよそに
いつまでもその場を離れようとしないイデ
「為政者はいつもこうだ。文句だけは美しいけれど。」
イデはそうつぶやいていつまでも墓標の前でたたずむ。
その墓標がこれ⤵
没年が1993年。これは平成5年の話
そして”帰ってきた”の「天使と悪魔の間に」で
事件を起こした郷隊員
郷の異常な言動に対し、精神鑑定を依頼した伊吹隊長。
その鑑定書がこちら⤵
鑑定書の日付は昭和47年10月
初代ウルトラマンが地球にいたのは平成5年。
更に今回、この診断書を見て初めてわかることは、
郷隊員が社会保険に加入したのが昭和44年
つまり”帰ってきた”が地球にやって来たのは昭和44年
初代より実に24年早く”帰ってきた”?
さらに
坂田家に居候しているはずの郷隊員の本籍地が
この時点で坂田家に移されている(台東区浅草1の41)
郷秀樹はレースで優勝したら田舎の母さんを呼んで一緒に暮そうかなと
第一話で語っているという事は、本籍地は普通、田舎のハズ(どうでもいいが、、)
しかも、MATという国家公務員として働いて3年以上たっているのにまだお母さんを呼んでない!(まっ、それも関係ないが)
実相寺監督らしいカット満載の「故郷は地球」↑お勧めです。
かたやこちら⤵
「全聾の天才作曲家」佐村河内守は本物か―新潮45eBooklet [Kindle版]
発表されたのが2013年の11月 なんと定価100円⤵
騒動後に読み直すと、まるで予言的な文章、霊能者のような洞察力と専門家の分析力(大げさだけど)
著者は音楽理論の研究者であり指揮者でもある野口 剛夫氏
佐村河内氏の音楽性の矛盾や、
彼を天才として祭り上げようとするマスコミへの違和感を書いている。
「本当に全聾であるのか?」
など身体的な疑問は軽く触れてはいる程度だという事ですが
基本的に佐村河内守の音楽から感ずる印象から、客観的に 見ている。
「自分が障害者だと知られたら同情票がつくのはどうしても避けたかった」と
「偏頭痛嘔吐全身痙攣気絶失禁自殺未遂と私はこんなにも苦労して音楽を作りました」
を同時に言った彼を『図太い神経』『音楽のみを聴いて大作ではあるが奇跡のシンフォニーと言うほどではない』
と書いている。
野口氏が抱いた疑問は、本人に取材していない推測だけなのでゴーストライターが母校の後輩だとはわからなかったらしいが
自分の信じた事を批判覚悟で公表する勇気と覚悟
そして著者の本を読んだゴーストライターが、悟り白状したとも言われている様ですが、、
小説ならちょっと安っぽい設定でもこれも事実
そんなちょっと変な世界に私たちは 生きている。
0 件のコメント:
コメントを投稿