2014年1月30日木曜日

XR Love


 世の中には バカみたいな事をしでかす輩がいるもの
こちらの写真は自宅で星型9気筒のエンジンを作り上げた方
ベースとなっているモノはXR600のエンジンで本人はパワーボート様にこれを使うつもりらしい
5年の歳月をかけて作ったというが、こんな事をするには、器用さより大雑把さが大事だと思う(のは、私だけ?)。

先日ヤフオクを見ていて三重県からの出品で希望落札114、000円でXR600(実働書類有)が出ていて
今週末に京都からXR200が届くばかりの私を悩ませていた。
幸い(?)今朝見たら、一発で希望落札で終了

「そりゃそうだよな」

と、内心 ホッとした次第。
レーサーのエンジンは普通の市販車と違ってダイレクトで面白い。
新車で買っても保証もなくメーカーによるチューニングは的確で目的がはっきり見てとれる。
XR系は林道を走っても楽しめる懐の深さとメンテナンスが市販車並みである事から
XR50から600まで殆んどの車種、年式で楽しませてもらった。

実際XRの中でははヴァイタルチューンのXR400Rが一番速かったと思うけど
600の存在感というか、威圧感というか、威風堂々というか
男なら一度はと思える程バカバカしい(実際バカだけど)
空冷のシングルならではの味わいは、なかなか。
車重128kg(確か?)で市販車とは違う吹け上がり
ドコでもドアならぬ どこからでも怒涛の加速しかもビューエルの様に角が丸くなく尖ったパンチ
市販車では使えない所にコストが使われていて、
クロモリのフレームは私程度では十分強靭で乗り手の期待を裏切らないもの
でもその性能を味わうには、それなりの腕と場所が必要で、楽しめる条件は少なくない。
実際に一番楽しめたのは81年式XR200でそれ以後の200より元気感のあるエンジンと
扱い易いボディ、かかりやすいエンジン、乗る前からフレンドリーなサイズで長く気にいって使っていた。

ある時、ヤンチャな後輩が長野までやってきて
「エンデューロに出たいから貸してくれ」と石川からやってきたので
貸したのだけど、レースには出たらしいが 1年経っても音沙汰なし。
里帰りした時、先輩の所に行ったらそれが置いてあって
「ヤツから修理代の代わりにもらった」のだという。
ちなみに先輩は手に入れたバイクは一台とも手放す事はない、(合法でも非合法でも)、

頭に来て「どうゆう事だ!」と後輩の所に怒鳴り込んでいったら
「お金を払うから許して欲しい」と
俺らが中学で無免許で原付やせいぜい小型二輪に乗って燥いでいた時代に
小学生のクセにCB750に乗っていた(もちろん足は付かないのに)程、
そんな滅茶苦茶だった奴が
低頭にしているから「じゃあ、今回は許してやるわ」と手を打った訳だけど

歳を重ねて久しぶりにまた、あの味わいやレトロなスタイルを思い出して
先輩が死ぬのを待つより(死んだら俺にXR200は譲渡するという話はしてある)季節商品でもあるバイクだから
冬場の安いうちに、買っておいてもイイかもと、入札だけしておいたら1円の差で落札した次第。
以下はその格安の三重県出品のXR600が、もしやって来た時にこんなのもイイかもと思ったスタイル画像です。
どれもシンプルながらそのエンジンが全てを物語る?




あれ?これSR? まっ いいか





2 件のコメント:

  1. うーん、ディープだ・・・

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  2. まっ お蔭で いまは 片足突っ込んでいる様な状況を傍観して楽しんでいるんだけですが、、、

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