ゲレンデでひと滑り 新雪は8cm程
誰か滑った後は1本あるが 人影は見えない
一人だけの斜面 誰もいないリフト
バーンを独り占めできる気分の良さはあるけど
あんまり一人だと ちょっと他に誰かいないかと見渡してみる
そろそろ帰ろうかと思った頃に 一人発見
右の斜面を下りて行ったから
私は左のもう少し急な斜面を飛ばし気味で降りていく
下のリフトで大体一緒になるハズ
丁度彼の前でリフトに乗る
振り返った彼は70を過ぎている様なご老人(失礼ですが)。
降りていく彼の後をついていく
上手いだけでなく 体の柔軟性が素晴らしい
ちょっとだけ荒れた斜面を 舗装したばかりの道の様に
8ビートに右左と切り返しながら 滑走していく
直滑降の様に付いて行けば何とかイケそうだけど
相手が上手すぎる、、、
太平洋側ではカツオやマグロが
日本海側では寒ブリや鯖がとれるけど
時折ブリの群れに混ざったカツオが日本海でも捕れる事があるらしい
「迷いガツオ」と呼ばれるそれは
必死にブリと共に泳ぎブリと同じものを喰らい
自分はブリだと信じて生きているからか
ブリの味の様なカツオになるらしい
それでもカツオはカツオ
今までも 普通に時々は居たと思うし 私も食べたこともあるかも知れないけど
日本海側ではやはりブリが魚の代表格でカツオは重んじられないから
漁船から捨てられたり せいぜい漁師の食卓に上がる程度だったのだろう
ただ、こうした時代になって まだ食べた事のない珍しいモノがもてはやされる様になり
日の目を見たのではないか、、というのが私なりの推測
まあ どうでもいいのですが、、
帰り豆腐屋さんから厚揚げとおぼろ豆腐と豆乳を買ってきてと言われ
戸隠の山口豆腐屋さんへ
支払いをと財布を見ると55円しか入ってない
「今度でいいですよ」
って渡してくれて一応鉛筆を貰って名前を書かせてもらった。
「お蔭で お名前教えてもらいました。」
「では、またいつか その時に」
そう言ってお土産の豆腐を持って帰宅 田舎のそんな緩さがいい
お昼は湯豆腐がいいかも
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