2011年2月14日月曜日

薪ストーブライフ⑥

三連休の最後スキー場はいつもと違い家族連れや子供たちが沢山いました。
中でも目立ったのはお母さん方、連れでは無く滑っていくとまるで私を待っているかの様にこちらを向いて待っているように見えるのだが、小さな息子さんが降りてくるのを待っていらっしゃるのです。
ゲレンデでは体型以外は殆んど判断が出来ないからが殆んどのお母さんが綺麗で且つ優しく見える。
あんなお母さんに教えてほしかったと思ったりもするが今もっと優しい魂の親である方は私の方を向いて私を待っていてくださっている。
そして家に帰ってきたらエクレアを作って待っていてくれる助け手も備えて下さっている。
さて、薪ですが、、。
薪は雪の中でも乾きます。特に寒さが厳しい所だとフリーズドドライになって冬の方がカラカラで水分はありません。
生の木は切る時期にもよりますが、広葉樹なら2~3年乾かすと良いです。薪ストーブライフで大事なのはただ燃やせばいいのでは、なくその燃やし方だからです。
薪が燃えるのは酸素の供給があるからですが、空気をどんどん送ると燃えた熱は煙突から外に行くだけで部屋はさほど暖かくなりません。
だから空気を出来るだけ絞って少ない量でも燃えてくれる乾いた薪が暖かい効率の良い薪と言えます。薪を乾かすのはその為なのです。
もちろん割っておくと乾燥も早く進み良く燃えますが、私はいくつかの理由もあって丸太も結構そのままです。家内からは大きくて入れにくいと時々クレームが来ますが。
現実は、乾燥させるといっても針葉樹は大体その年燃やしますし、広葉樹でも一冬超すだけです。立ち枯れの木や倒木はその年燃やします。
樹種によって乾きやすい木もあればそうでない木もあります。切る時期も大事ですが、油分が多いと乾きにくいし燃やしたときススが出やすく煙突火災の原因にもなりがちです。
薪ストーブを使用するうえで最も注意することは火災だと思います。
私の使っている煙突は8インチ役200mmの太さがありますが、ススで詰まって指1本程の穴しか空いてない事もありました(普通その前に煙が部屋に溢れて来ますが)。
そんなところに火が付くと煙突を溶かすほどの勢いになります。シーズンの初めには必ず煙突掃除をすること燃やすものと燃やし方でススの付き方が違います。
乾いた油の少ない薪をある程度勢いよく燃やすとススはほぼ付きません。付いたときは煙突を叩いてみると音が響かないのですぐわかります。
ススが音をたてて落ちてくることもあります。私は時々勢いよく燃やしてクリーニングしますが、その時は煙突は明るいオレンジ色に変わってちょっと怖いです。
使い方に十分慣れてから注意して行いましょう。
一度薪ストーブで火災が発生した場合、ほとんど消すことは不可能です。
ほどほどが良いとは言いませんが、何でも燃えすぎはよくないものです。

3 件のコメント:

  1. 薪ストーブが
    理想的な暖房であることは明らか。
    しかし問題は手間がかかること。

    その手間とは、
    薪の材料集めと薪作り、そして保管、 
    あとは煙突掃除の4つのようですね。

    本当の薪ストーブ愛好者が
    少ないのはその手間のせいでしょう。

    だから
    この4つをどう克服するか、
    ですね。でもこれは大問題。

    それにしても年中、調理も暖房も
    この道具に依存して生活している人が
    果たして今いるのでしょうか。

    (かつて私も
    そういう生活に憧れていたのに)

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  2. そうですね。
    実際大変ですとは、いろんな方に話を、させていただいてます。
    この様な時代では、別に薪ストーブで生活するメリットは無いかもしれません。
    私はそれが好きだし、楽しく快適だから続けているのかもしれません。

    ただ、全ての物事の深い所で生きていく事を思う時
    私にとってほとんど薪は必然となってきます。
    人は一人では無く、多くの方々と共に生きていくべきですが、依存はどうだろうかとますます思い始めております。

    例えば手作りの野菜やお米、ジャムやパンは自分が食べるので形が悪くとも虫が食っていても、体に良くないモノをかけないで作ります。パンも家で焼いたものを食べ始めると不思議とほとんどの市販品は食べたく無くなってきます。
    ただ、世にはもっと楽にしかも安いモノが溢れています。材料代より安いパンが並んでます。
    すると自分で作る気持ちが小さくなってしまい、自分で作らずに買った方がいいとなる方が多いと思います。

    すこし失礼な書き方になってしまうかも知れませんが(すみません)手間がかかる事は私にとってはあまり問題でなく、世の様々なものに依存しなくてはならない生き方こそが私にとって大問題なのです。
    依存していいのは神と配偶者だけだと思っています。

    この前テレビで10年以上前にパタゴニアに移住した日本人夫妻(50歳程にみえましたが)が、その様な生活をなさってました。彼らは薪を切るのもチェンソーももっていたのに、一度ノコギリを使い始めたらこっちの方が楽しいからチェンソー使わなくなっちゃったといってました。
    私はこの日本でもそのような方がいらっしゃると思ってます。
    電気や水道が使える間はありがたく使わせていただくつもりですが、そうでなくなっても楽しく生活していける様に今も1日1日過ごして生かせてもらえたらと思ってます。

    追記ですが、煙突掃除はうまく燃やすとほとんどしなくても大丈夫です。昨日以前ログハウス立てさせてもらった方の所行ってきて聞いたら一度もしてないで、状態は良かったです。また必要はすべて主が備えて下さいます。頭で考えると色々な事が浮かんでくるのである意味バカになる事が出来れば簡単かもしれません。

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  3. 焚き方によっては、煙突掃除をしなくてもよい
    というのは 朗報でした。

    今年 これからの私の腹づもりです。

    まずは地下に老人部屋を作り、
    その後 可能なら薪小屋を建て、まずは薪を準備
    するべく、近くの倒木と朽木だらけの森に入ることです。

    今結構 心が若返って来ております。
    感謝です。

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