下に降りて 3か月ぶりにF6Cを奥から移動させた。
バッテリーがあがっているだろうと思いながらキーをONにしてセルボタンを押してみた。
勢いよくセルモーターが回り始めた。
これならジャンプスタートしなくとも大丈夫かもしれないと
燃料タンクのコックをリザーブにしてチョークレバーを引いてもう一度セルを回してみる。
数秒後のクランキングの後、
「ボ、ボッ、ボボ、ボボッ、グゥオン、」」
と今年初めての咆哮をあげた。
いつ聞いてもフラット6の音はいい
コブラのマフラーのお蔭でやたらにシルキーではない所も味を濃くしてくれる。
チョークを戻すと、
「グルッ、、グル、、グルッ、、グル」
と、低く股の下でアイドリングを続けている。
今日は長野市以南では15度の予報、長野全域0%の晴天率
いそいそと着替えたら、バイクの上に積もったホコリも
冬の期間、私に積もったモノと一緒に吹き払って朝まだ少し冷えている風の中に、、
少し降りた所の道路わきの温度計は4℃
路面にはまだ一部氷があるからアクセルとブレーキ、体重移動には最高のデリケートで通過する。
長野市街地を抜けて、千曲川沿いの堤防道路を走る頃には気温も随分あがってきたようで、ヒータージャケットのダイヤルを7から4にかえる。
それにしても緩やかなカーブでフェンスのない河川沿いの道を走るのは気持ちがいい
車間距離を30m程取って50km/hで走り続ける。
エンジンの回転数は1300RPM程だけどヒュルヒュルと安定したまま ゆっくり回っている。
河川敷脇の千曲市の万葉温泉の足湯に、程よい硫黄の匂いが心地よい
20分程、足を浸けていると、体中がポカポカとしてくる。
ジャケットのファスナーを少し開け気味で、また堤防道路を南へ
ネットで見た上田市街地のお店が見つからなかったので思い切ってインド料理店でお昼を頂く事にした。
価格も味も納得で嬉しいランチに
「マンゴラッシー」にしてみました、これも いいね~
それ程辛いと思わなかったけど食べ終わる頃には、顔から汗が出てきた。
特に美味しいと思ったのは多分鶏肉だろうけど、それのスパイス照り焼き風
小さい頃、祖父が寒雀を取ってきて、囲炉裏で竹の串でじっくり焼いた味に似ている(家内はバーベキューソースから甘味を抜いた感じだと)。
帰り道は旧道を走る
道沿いにまた違う足湯があるハズで、そこも行こうと考えていたけど、見つからずスルーしてしまったようで
そのまま稲荷山まで来て”まんが記念館”によると定休日でも、残念じゃない
バイクに乗る事自体が今日の目的だから、だってこんなにいい天気だから、、
更埴から長野市にかかる橋の上でアクセルを全開に
タコメーターの針は4000.5000.6000と実に息の長い加速が続く
そしてどんどんエクゾーストノートは高音になっていき
後続車はバックミラーの中で点になっていく
長野市に入り一つ二つお店によって今度は山ルートで久々に右に左に切り返しを楽しみながら家に戻りました。
あー、ちょっと久々のバイク 楽しかった~
いいですね~、神戸もいい天気でした。でも、私は花粉症で外出がつらくって。あと2週間待つしかないか。
返信削除しかし、すごいバイクですね。
重さもりっぱな武器
返信削除このバイク二人乗りも最高です。
花粉症早くスルー出来るといいですね。
そのナマ音聞いてみたいです。
返信削除カレーもうまそう、タンドリーチキンですね。
シングルやツインに乗ると その音や一発一発の鼓動やシンプルさに やられ
返信削除マルチや6気筒に乗ると、やっぱりその音や爆圧が繋がっていく感じや複雑な造形にやられます(F6Cのスタイルは好きじゃないんですが)。
「結局俺って?、、ただバイクが好きなだけなのかな」ってなります。
「シングルこそバイクの減点、俺はバイクらしいのが好きなんだ」
「Vツインのこの腹の底から突き上げてくる鼓動がたまらない」
とかは、結局、SRやハーレーに乗る(乗り続ける)為の理由付けをしている様にも、、(別に好きに理由があってもいいんだけど)。
私のは子羊ので家内のはハトマメのカレー美味しかったです。
なるほど、あれがタンドリーチキン、ありがとう。
最後の2SHOTがイイですね ;-)
返信削除ありがとうございます。
返信削除偶然、ランニングしていたおじさんが「撮りましょうか」と、、