2015年5月19日火曜日

ワクワク→ドキドキ→ハラハラ


 当時、山を売って買うと言われた価格
それでいて不確実性とリスクは小さくない
そんな怖ろしいもの、乗って楽しくないハズない

メーカー(特に日本)は誰が使っても同じように確実に動作する様に、品質の向上に努めてきた。
結果、商品のクオリティは向上し不良品に巡り合う事は宝くじに当たる程のレベルまで来た。
運転の苦手な人でも不安なく乗れるスポーツカー
素人でも簡単に結構綺麗に撮れるカメラ
ちょっとした母親以上に美味しい出来合いのおかず

そうしたモノは期待を裏切らない結果皮肉にも感動を人に与える事は少なくなっていくから面白い(そもそも期待してないとも言えますが、、)

私のガレージには、かつての日本の工業製品の歴史を感じさせる一台があります。

陸王RQ型750 かつての日本ハーレーダビットソンモーターサイクル社(後の陸王内燃機)がライセンス生産した日本のハーレー総生産台数は1500台戦争にも使われたので現存は不明
RQは1953年(昭和28年)-1955年(昭和30年)に作られ
ROの改良型。陸王の代表的なモデル。サイドバルブ750cc、22馬力。手動進角、手動油圧ポンプ。前進3段ハンドシフト、フットクラッチ






ナナハンにして僅か22馬力を4000回転少々で生み出すエンジンは、まさに昔の発動機という感じでその低速の粘りは俄かには信じ難い
トップに(3速)で、交差点を右左折出来る程で、その鼓動感と排気音は、今まで乗ってきたバイクの中でも最も味わい深くノスタルジックで
もう走っているそれだけでウキウキさせてくれるそんな存在なのであります。

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