2015年1月20日火曜日

ビューエルS1W②


元々雪深い戸隠ですが、今年は長野に来て一番なんだろうちゃんと雪があるって年で、
現在予備検だけ取ってS1系のスタイルがカッコいいなーと眺めてニヤニヤしております。
現在目だった不具合は有りませんが(未発見?)色々出来る点検と改良(悪?)しながら、 4月2日を待ちわびておりますが
流石にトラブルの山と言っても大袈裟じゃない西暦2000年以前のビューエルですので色んな経験やノウハウを書き込まれてある
先人たちの言葉を全部読みたくMiXiを昨晩登録しました。
 大体、車でもバイクでもいじるのははマフラーから始まります(必ずしもじゃないけど、、)。
こういうのは、化石燃料(化石とも信じてないけど、、)を爆発させるゆえの楽しみで、モーターになれば出来ませんから
今まで色んなバイクに乗ってきたけどほとんどはマフラーは、自作か社外品
そのエンジンが持つパッションを出来るだけストレートに感じたい(からかな?)
 ワルキューレの時、4セットのマフラーを試してみて、アメリカ製のマフラーの出来の悪さを痛感(スタイルと音は最高)
6本の排気ポートの位置関係も合わないし押してこじって引っ張って何とか合わせた。
それは、横浜から同じバイクに乗って見に来た方も同じ意見で、性能はノーマルの方がまだイイ程で
トルクは痩せ(それでも1.5?以上あれば十分ゴッツイけど)すぐ凹んだりメッキも超薄いからすぐ錆びた。
彼は何本か試してみてYAMAMOTOのマフラーをその時は付けていて、それは私がレーシングしてみてもわかる程性能が高そうだった(デザインは?)
そのマフラーは中低速からトルクが出て音質も低音でゴッツイ、さらに純正の様なクオリティで
まるで測った様にピッタリと6本の排気口にあうらしい(測ったのだろうが、、)
 それで今回ビューエルのマフラーはMade in Japan 
OVのコードネームを持つオリジナルレーシングマシンを製作することで知られ、
レース参戦から得られたノウハウを商品に反映するまじめなものづくりで支持されているチューニングファクトリー。
「OVER」という名は、ライバルを越えたいという願いから付けられたものだそうで実際にその後のレースで名を上げて、現在の地位を確立
ネットの評価でも普通に売ってるマフラーではヨシムラに並ぶ性能と、うんうん
とにかく数少ないビューエルのマフラーを作って頂きありがとうございます。

手に取るとノーマルマフラーでもかなり吊るしにしては軽い(体重計で5.35kg)けど「OVER」はその半分程(M2の時のビューエル専用スーパートラップはノーマルと同等程の重さでした)体重計では3kg以下は0になるので不明ですがとにかくそういう事です。
 しかも、溶接やフィニッシュのクォリティが半端ないです。
エキパイとの接続でもノーマルよりガタがないです。
ぶっとい21/2インチの接合部にガスケット無しでピッタリ、う、美しい、、

音もうるさ過ぎずでも迫力もあって「これはいい」とまだ走り出しておりませんが、ウットリしております。

 ビューエル自体がそもそもメーカーというより、バイク好きのおっさんが好き勝手に作り上げたカスタムバイク的で
その中でもS1Wは、ベースのS1と似た様に見えて、かなり違いがあります。
例えば吸気バルブも排気バルブもS1でさえベースとなったスポーツスターから大きくなっているのに更に燃焼室とバルブも吸排とも2~3mm大径化してもはやギリギリサイズ
それでシリンダーヘッドもスペシャルのサンダーストームヘッド(黒)を載せてポートの関係かエキパイも全く同じ様ですが、太さが違う(もちろん太い)S1Wだけの専用品、
フレームやシートも専用品で一人乗り専用(私のはそれを二人乗り登録)しかも一台一台で少しずつ部品が違っている事も珍しくないという手作り感満載のバイク
1,998年から1,999年までの一年間だけS1と併売されました。
ちなみにS1ライトニング 諸元→S1W 諸元

最大出力 90ps/6200rpm→101ps/6000rpm
最大トルク 10.5kg-m/5000rpm→12.4kg-m/5500rpm
シートの高さ 790mm→830mm(?何故)
乾燥重量 202kg→95kg
燃料タンク 15.1リッター→20.8リッター

たかが101馬力と言うなかれ6000回転で101ですから単純に倍(12000rpm)回せば202馬力(まあ無理ですが)
例えばヤマハのYZF-R1は 172ps/12500rpmですから倍以上回してたった172馬力(バカ話にどうぞお付き合いください)
しかもマルチの「フォーン」でなくツインの「ドコドコ」、ですよ。

現在の走行距離60.200kmと結構走ってますが逆にそれが不正なメーター指示っぽくなくて私的にはグー、
未確認ですがこのS1Wは一度エンジンOHはしてるんじゃないかと(そう強く願って推測で見ないで購入グハハ)。
エンジンをかけた時白煙が出ない事や各部の音の滑らかさ
前にワンオーナー低走行のM2と同等です(多分)
もともと数少ないビューエルですが、多くのオーナーさんが自分だけのビューエルに改造しちゃう(その中でも走りのS1は改造率高し)のでノーマルスタイルのS1Wを写真で見た時なんか「いいな」って感じました。もちろんフルノーマルではありませんが、
改造ヵ所が実に通好みで手間と金はかかるという所を重点的に投資している感じに見受けました。
まず目を引くのは前後はペータルディスク、リアはHSCキャリパーサポート+ブレンボキャスト4Pot、メッシュホース、ホルダー、レバーセットと合わせ大体20万以上、
吸気系ではHSCラムドーピング+キャブドーピングこれだけで25万越え、
細かい所ではオイルクーラーやコントローラー、カーボンフェンダー、ライト類で17万、
あとオフ車ではノグチですがこの手ではシートチューニングで有名なカールズバット(http://carlsbad.exblog.jp/i3/参照)のモノになっていて、
更に以前M2の時あまりにも物を積めないので(ツールケースも無理)オーストラリアのメーカーが作っていた特殊なリヤキャリアを付けていたのですが、それと同じものが付けてありそれらが約8万円で軽く見積もって合計70万(それで外見ノーマル風渋い)それだけ経済力あるオーナーがエンジンオーバーホールしないと思えない(勝手な希望だが、、)


キャリアは何故か
ベースだけだったので(前オーナーさん使用時あまりの振動で上の取り付けが折れたかも?)思い切って自分流に(M2の時の不安もあって)作り直し、後ろにシートバックやリュックが積める様にして、乗り出しの楽しみがふえました。
車検書記載には 平成21年1月21日56.000km → 平成23年8月10日57.600kmそして今回平成27年1月7日60.200kmですから
この4年で2.600kmしか走ってなくさらのその前の2年間は1.600kmしか走ってません(まあ、ビューエルは改造と修理時間が半分とも言いますが、、)。

とにかく長いようで過ぎてみれば短い2015年春までの道程、出来るだけのメンテはやろうと思っています。

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