2010年5月12日水曜日

セキレイ


昨日から始まった子ども部屋のリフォームしている横で友人のJさんが見つけたセキレイの卵です。
いろんなものから守るために地味な色を施された宝石です。

今回、諏訪で事故があり亡くなった方もいて命について考えさせられた。
柱をたてるときに何故人が上に乗っていないといけないのか、
なぜ急坂をおろす時に人が乗っていないといけないのか。

日本は工事の安全に対して世界一厳しい基準があると思う。
ヘルメット、足場、ネット、安全帯など落下しないようにと言うより落下できないようにしてある。
そこまですると、工事をする上でその足場が邪魔で仕事が進まないことも多い。安全に対しての意識がなくなってくる。自分で自分を守る必要は無くなって来るからだ。
足場の代金も半端ではない。結果、建設費が高くつく。最後は、家を建てる人が苦しむことになる。

この前新聞を見せてもらって自動車の窓の事故について書かれてあった。
窓に挟まっての事故に対してこうあった。
「安全を人に任せるやり方には問題がある。システムの中で安全を確立すること
が大切、早急に改善を」と言ったないようだった。
確かに事故はあった。しかしそれは30年前からあったことで、アメリカでは50年
近くたつ事。
今の技術では出来ないことでもない。そしてその仕組みがあること自体は悪いことでもない。
大きな人の叫び声で停止する窓、でも声の出ない人向けに、人の柔らかさを感
知、停止する窓、でも骨太のゴツゴツ君は、、、
システムは必ず穴があり、時間で故障もするだろう。
事故の時にはメーカーが保障するのか。すると保証の無い車は危険だから乗って
はいけない事になるかもしれない。そうなると使える多くの車が廃棄でメーカー
には朗報となる。
その話をしたら助手席の家内がいった「これでいいじゃない」
うちの車は手でくるくる回して開閉する窓だ。確かにこれなら自分の首や手を切る事は無いだろう。

死は生を覚醒させてくれる。自分の命がほんの些細な事で消える様な状態に置いて「俺は今、生きている。俺は死にたくない」と声にしていた。スポーツは闘争本能をオブラートで包んだ物と言われるが、きまりや安全システムが全て保障してくれるわけではない。

命を守るのは人の務め、子の命を守るためには親である自分の命も守らないといけない。
しかし、子供の為には親は命を捨てる覚悟もあるだろう。
矛盾した世の中で何が善で何が悪かわからない。しかし真実はある。

たまごを心配そうに見守るセキレイの親に今日も教えてもらいに行く。

4 件のコメント:

  1. 貴重な写真を拝見できて感謝です。
    写真で見てもキレイですね。

    空の鳥たちは天の父が養ってくださる、
    と、知識では知っていても、
    過酷な環境を逞しく生きる野鳥たちには、
    感動を覚えてしまいます。

    横浜の私の住家周辺でも、
    春にはウグイスが鳴いています。

    ヒナたちが無事に生まれますように。
    その中から立派な大人のセキレイとになって、
    次代を担う鳥たちが育ちますように・・・。
    と、おせっかいな祈りをしたくなります。

    返信削除
  2. "
    次代を担う鳥たちが育ちますように・・・。
    と、おせっかいな祈りをしたくなります。"

    ありがとうございます。
    そのお気持ちは天の父の気持ちですよね。


    コメント感謝します。
    今朝は何書こうかなと、思っていました。
    ブログってその日の気持ちと合わないと自分がなんだかなーって感じになりませんか。
    少し書き置きしているの載せるかと読んでみると、今はそんなに食べたくもない冷凍食品みたいに見える。
    別に毎日書こうと思ってないのですが、
    ゆばるさんのコメントのお陰で、冷蔵庫とたなにある食材の中からメニューが決まったような気持ちで作らせていただきました。
    何でも新鮮なモノが美味しいですよね。


    PS、ボクシングお好きなのですね。Saltさんと会うとアリ猪木戦の話によくなります。
    長谷川さんをストップさせたとき、まだやれるんじゃないのと思いましたが、それはシロートの判断で、骨折していたなんて、、、。
    一見全く無駄な事の中に、見えるもの。
    真剣な顔はいいですね。

    ”空を打つような拳闘はしない。”と書いたパウロもボクシングんーどうなんでしょうね。

    返信削除
  3. アリ猪木戦、なつかしいです。
    ボクシングとプロレスが、
    まともにガチンコしたら、
    圧倒的にプロレスの勝ちだと思いますが。

    私のボクシングへの愛着は偏っています。
    一流の選手でないと見る気にならないし、
    知っている選手もごく一部ですから。

    長谷川Xモンティエル戦のレフェリーは
    これまた超一流だったと思います。
    唯一無二のタイミングを逃さず、
    ストップしましたね。

    パウロが拳闘!
    これは無さそうですが・・・
    血気盛んな気性だったようですから、
    若い頃にはストリート・ファイトを
    やったかも!?

    馬鹿な話ばかりでお邪魔いたしました。

    返信削除
  4. 偏った愛、いいですね。
    結構神様も偏っているようにもみえますから(個人的感想)

    確かにパウロ若いとき、引きずり回して牢にぶち込むタイプでしたね。
    その後言葉でのストリート.ファイトもすごいですから。

    馬鹿な話大好きです。

    返信削除