以前、母の実家ではミツバチが天井裏に巣を作ってその重さに天井が耐え切れず夜中に落ちてしまった。
100kg以上の蜜があったと思うが畳も何も大変だったと聞いた。
蜂蜜ショップの前などで色々の種類の蜂蜜を味見出来ます。
長野ではりんご、アカシヤ、そば、クローバ、レンゲ、トチなどが多いです。
これって少し不思議に思うのですが、何故シロツメクサが咲く頃はカラシナやノゲシも咲いているのになんでって思いませんか。
実は西洋ミツバチは効率よく蜜を集めるために特化した家畜?で、ある種類の花畑を見つけるとそこの蜜が枯れるまで他の花に行かないそうです。
結果として色んな所をフラフラするより利得率は優れているからです。
それに比べて古来から日本に住んでいる日本蜜蜂は野生でそこまでの統制もなく途中に花があれば”モッタイナイ”のか、集めて来てしまう。
だから多くの日本蜜蜂の蜂蜜は色んな種類の花の蜜が混じった百花になる。また割と気ままに巣を捨てて逃亡します。
西洋ミツバチが殆ど逃亡しないのに対して日本蜜蜂が逃亡するのは逃亡しても日本蜜蜂には生きていける環境がどこにでもあるからだと言われています。世界のあちらこちらで野生化しているセイヨウ蜜蜂が日本でそうならないのは日本にはスズメバチがいるからと言われています。
セイヨウ蜜蜂もスズメバチも46度までしか耐えられないのですが
日本蜜蜂は48度まで大丈夫なので大スズメバチであっても包んで体温でやっつける事が出来る日本蜜蜂は野生で生きていけるのですが、セイヨウ蜜蜂は人に守られてこそ生きていける種だから逃亡しにくいと言われます。
蜂蜜で色の濃いのと薄いのとありますが、私は濃いのが好きですが、薄いほうが大体ローヤルゼリーは多いらしいです。
ローヤルゼリーは若い働き蜂の上アゴと下アゴで違った分泌物を出すらしいですが両方とも混ざって蜜と作り上げるらしいです。
小さな蜜蜂ひとつとっても実に奥深いと思います。
それでもまだまだ知らないことのほうが多いのですから、これを考えお造りになった方はほむべきかな。
蜂というのは不思議な生き物ですね。
返信削除蜂がいないと植物は枯れてしまい、生態系は崩れてしまいます。
蜜蜂が一生に集めることができのはたったスプーン一杯の蜜だとか。
蜂の大きさからすれば、少ない量ではないのかも知れませんが、心していただきたいと思います。
なるほど
返信削除一生かかってスプーンいっぱいを得るだけなら
なんとも非効率的ですが、
それは有益な沢山の働きをした後の勲章みたいなもので
為したことはいっぱいあったということですね。