2016年1月22日金曜日

そのまた続き100GS

 BMWは独創的(誰も採用しない)なメカニズムを採用する所がある。
例えば、R100GSでは自動戻り式サイドスタンド

別名を「自爆式サイドスタンド」とも揶揄されていて
どんなに足が長い紳士でももちろんアウトローであっても座ったままではサイドスタンドを出せない
延長バーも作ってみたがやっぱり実に具合が悪い
それでも結構長い間そのシステムを作り続けるメーカーである。
だから社外品で「非自動戻り式」というサイドスタンドが作れているのだが
既に生産終了から20年を迎えようという車両
それもタイプによって色々ありR100GS用はネットでも検索してみたが見つからなかったのですが、少し前になんと新古品をヤフオクで発見!
数多くの入札を勝ち抜き落札(神よ感謝します)
早速付けてみるが、おそらくオランダで作られたものだから右側通行用で日本だと傾きが大きすぎる
ゴムの下駄を作って改善したが、仕舞う時センタースタンドとぶつかる
そこで一度センタースタンドを外す。
センタースタンドの当たる所をカットする事も考えたがBMWというメーカーの部品は買うと結構お高いので
R100トラッドか何かの物を中古をヤフオクで探して購入
つけてみるとサイズが少々違うからフィットが悪い
思い切って2か所カットしてサイド、センター両用式になるつもりが
ストッパーまでカットしてしまい万事休す

まぁ、木と違って熔接出来るから、後で繋ごうかナ
HPNのマフラーはカーボンのプロテクター部分が擦れてきてたので耐熱の艶消しで補修
 そしてデザイン上のポイントとなるアルミアップフェンダー
21インチ用のものは非常にレアでヤフオクでも年に一度出るか出ないかもちろん新品は高額商品!
失敗できないがこういった作品は思い切りも大事
ステーはステンレスで作るのだけど一品ものなので最初柔らかな鉄のバーで簡易的に作って今度はそれなりの肉厚のある18-8ステンレスで同じものを作っていく
今回はセンターにもステーを作ったから5品大体1ケ作るのに1時間少々
 フェンダー完成と思いきや、GSはサスストロークが225mmあってスタイル優先で前を上げ気味にしたからフェンダーの後ろがフルボトムするとヒットする事が判明
当たる分は切ればいいだけの事だがそうすると今度は前輪の巻き上げでタンクの下や電装系がヤバそう

 カットした部分はそのままだとちょっとイマイチなので
ペンチとハンマーで
折り返して


 丸太とゴムハンマーでフレア加工してやるすると見た目もGU-でございます。
 そのままだとピカピカ過ぎてアルミと合わないから#120位でサンディングして鈍い輝きにする
こんなの仕事でやったらとんでもないコストになるからやっぱり趣味に留めるが良し(だろう)
 なので、、2分割フロントフェンダーにしてステーも4つ追加
オイルクーラーもこれならガンガン冷えてくれるだろう

BMWなかなか楽しませてくれます。

2 件のコメント:

  1. 丸太で板金加工ですか!とことんやりますね。
    カスタムビルダーみたいですが、確かに仕事にするには大変。趣味だから楽しい、その通りです。
    走らせるのが楽しみですね。

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  2. 1日8時間労働と計算して実質2週間程かけてます。
    すると調子が出てきていじるのが楽しくなって来ています。

    時間に追われず♪ 一日ガレージ♪ 在宅作業はいやはや何とも贅沢作業(←ラップ風でお読みください)

    でも走り出すのが楽しみです。

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