2016年1月13日水曜日

Made in W-Germany

 1980年 まだドイツが東西に分かれていた頃のモデルだから作り手の国民性が感じられます。
スロットルはアルミで作ってあり、べベルギヤで軸方向を変換し、更にそこから超精密なチェーンを巻き取りながら先端に引っ掛けてあるワイヤーを巻き取るタイプ
しかも今回初めて分かった事は、グリップヒーター付いていたんだって事
グリップを外そうとひぱったら何かが「ブチッ」って切れる感覚が、、、
ハンドルの内側に2本の電線がたどってみるとタンクの下で繋がってるー
しかも裸のニクロム線をニカワで固めてあるからグリップヒーターにありがちなぶっとさがない
ただ、ワイヤリングといい、チョー面倒、どうする?
 今回色々見ていてこの1000ccもあるエンジンが2本のボルトだけでとまっているいる事に(今さら)
気付く、もちろんゴムなど介してなくダイレクト、よく見るとシリンダーの真下で1本
別体のミッションのセンターで1本後は何所にも触れていないスゲー
 35年も経つのだから元気なつもりでも、寄る年波には勝てない
ガレージ保管のワックスがけするほどのBMなら別だが
コイツは、オフロードをはじめおそらくヨーロッパを走ってきた車両なので
流石に厚い亜鉛ドブ付けメッキのボルト類も頭が錆びているし、
塗装も粉っぽい、、少し前に知り合いの大工で最近レストアにハマっている彼が
ほとんど打ち捨ててあった様なCB750Fourを前に言った事は

「ほら、(フレームを指さして)こんな所なんかがシャンとなると結構見れるモノだぜ」

なるほど、そうかもしれない、このヤレ具合も嫌いじゃないけど
じゃあ、やってみようとフレームの塗装に挑戦です。
本日も晴天だし(朝は-8°でしたが)最後にクリアを吹いてとりあえず完了です。
人だった、シミ、シワ等が消えるだけで若くは見えるものね、、
ああ、早く走りたい、、、

2 件のコメント:

  1. おお、こちらもやってますね。
    フレーム塗装って、エンジン降ろしたんですね。ひやー大変そう。
    早く走りたい気持ちはわかります。だけどここまでやったら他にも手を入れたくなりません?
    バラして戻すだけでもかなり調子よくなりそうです。
    でもブチってのは、直りそうですか?

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  2. うーん、少しニカワ部分を切開して出てきたワイヤーに半田付けかなと思っているんだけど、、、
    まあオリジナルにはあんまりこだわらない方だから
    簡単に社外品のグリップヒーター付けるかも知れません。
    今でも変わらないBMWの樽型のグリップもそれほど好きではないし欧州のモノはどれもゴム関係劣化が早いしね。
    それにしてもグローバルになる前の外国の作りって感心する所が多いです。

    ああ春までには走り出したい

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