戸隠に化石館がある。
館長さんは子供が担任をしていただいた方の旦那で、なかなかいい感じです。
以前市町村合併村前に広報でコメントしてましたが。それが面白かったので記憶からですが掲載させていただきます。
海岸などに行くとよく見かける穴の開いた石、上の石の穴、とくに右側のものは人為的なものではなく、穿孔貝(せんこうがい)が開けたものらしいです。
「ボーリングシェル(Boring Shell)と呼ばれるカモメガイの仲間が、石の中に棲むために自分の殻を振動させて穴を穿ったものなんですと。
化石の年代や環境の指針となる奴らしいですが、こいつはすごいです。
化石の中には既に絶滅してしまって現在はいないという生き物が沢山いますが、穿孔貝の仲間は現在確認されている種類の全てが化石から確認されていて、化石の穿孔貝の仲間で現在見つかっていないものはわずか3%だけ。
つまり今いる物は太古の昔から既に全てあって、尚かつ現在もほぼ全てが現存している。(地味な生き物ですのでほんとは100%かも)
これは進化論と食い違いに感じます。
今いる全てがそのまま古代に全て揃っている。
そしてそれは何も変わらないで(進化しないで)今もいる。私たちは華やかで表舞台に立ち大きくて力があるものに目を留めがちですが、奇抜で大きいものほど滅んでしまったような気がするのは私の気のせい?
硬い殻に守られていながら岩に穴を掘り身を守る。
穴で一生を過ごすので入り口が自分より小さくて出たくても無理なのであだ名は「墓穴貝」とも言われるが他人事では無い、酸性の液を出しながら岩を掘り続けるそいつはまるで愚痴キック言い訳ビーム自己憐憫シールドを吐き出しながら掘り下がり続けた私と同じ。
ただ私の場合は後ろに後ろにと掘り続けていたら後ろが抜けて日の光が、、、、、
うわー、まぶしぃー、なに?ここー。みたいな?
私の岩の様な心もイエスという小さな種がこの貝の様に時間をかけて穴を開けてくれたようです。
光も入るし水も流れ出すし、風も抜ける。悪くないですね。
あなたの人生に風穴どうです。
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