2010年6月29日火曜日

虫、嫌いな人はごめんなさい。

昨日は仕事をしながらブログに書いた「羽化」の事を思い描いていた。
羽化する前は、ほとんど皆、死んだみたいに動かなくなる事や、
出てきた後、逆さまに、はりつけられたようになる事その時はじっと新しい足が硬くなるまでただ待つ、カニなども脱皮した後はフニャフニャだ。私の仮説だが、同時に腹部の体液が人間で言えば心臓になる「背脈管」に満ちる時を待つ時間であるかも知れない。

他にも、いくつか興味深い所がある。
羽化は虫の仲間だけの現象で、海の中に住むもの、水の中に、地面の中に、木や草の中や上にいるモノなど様々で、そのタイミングも蝉の様に7年、アメリカでは13年ゼミ17年ゼミと、タイムクロックで羽化するモノ、クロアゲハの様にさなぎのまま越冬し温度と日照時間で羽化するモノ、シロアリの様に、幼虫で基本一生を過ごし仕事が無くなってくるとリストラ対策として羽化して飛んでいくモノ、虫は空の飛び方でも4タイプ程確認されていて進化論の流れのなかでも”ムシ”されているほど多種多様。
アマゾンの一本の木を囲み虫を調査したら新種が40%もいたらしい、結構、知らないことが多い生き物です。
うんちくはいいとして、セミは色んな所で抜け殻を見ることが出来ます。
高い木の更に枝の先の葉の裏で羽化する強者もいれば工事用トラロープや駐車中の車のタイヤに付いているときもあります。ただどれも上を目指すことは同じで、それぞれが、それぞれの場所で羽化します。ただ上まで登ったから偉いわけでもなく、上手に鳴くから偉いわけでもない。命はいのちで繋いでいく性質はセミも同じで木から樹液を吸って成長する。
セミは木の命を頂きながらその体の中に留めた体液が、満ちる時が地中から出る時。
キリスト者はいのちの木からの、その働きで私たちの魂にキリストの血が満ちる時が、地上を離れる時。

写真は最近送ってもらった玉虫です。もちろんこれも羽化します。
素晴らしいのは、いのちその働きが、エンパイヤスティートビルよりも、
この小さな命を装ってくれる事。
戸隠は寒いのでゴキブリも玉虫も見てないなー。

9 件のコメント:

  1. 驚くのは 
    少々たたいたくらいでは
    しばらくたつと平気で飛び立ってしまう
    虫のボデイの超回復力、

    あんな小さな体なのに
    空中を自在に飛びまわる蚊
    の飛行メカニズム、
    (こんなスゴイ機能、機械で作れるだろうか)

    また その蚊が自己複製して
    すごいスピードで繁殖する能力、

    総ては命の超不思議さ です。

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  2. Mr.Sugarさん
    虫コメント感謝です。

    確かに手足の1本くらいは関係ないみたいですね。
    痛みを感じないタイプなのだと想像しています。

    蚊は1秒間に500回羽ばたくらしいですが、と言うことは1/1000秒で一振り人間は瞬きの1/10秒が限界ですから、、、。
    本来、蚊は果物などを吸うのですが、罪の影響で人の生き血を啜るなじみ深い虫の一つになりました。
    ふと思いましたが、虫の表現はあまり良いの無いですね。
    虫けらの様な命、夜の蝶、街のダニなど、うーんです。
    長野県民は虫を良く食べてきた歴史があり、先ほどもスーパーでイナゴ買うか(飼うではなく)迷ってました。(ざざ虫は私は食べたことはありません。)

    バプテスマのヨハネは、甘露煮で
    食べなかったとおもいますが、、、。はい

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  3. 虫にまつわる表現で、「玉虫色の合意」というのが一番きらいですね。

    東の兄弟姉妹たちが室生に来られた夏、私は宿を提供してくれた友人の庭で玉虫を捕まえました。

    また、縁側にオニヤンマがやってきました。そのときの想い出を蜻蛉の夏という曲を作りました。

    蜻蛉と聖霊をひっかけたわけです。

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  4. いなご・・・見た目は確かに・・・でも美味しいよv(^o~)b

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  5. Saltさんどうも

    トンボって、せいれいって読む虫の仲間だったんですね。
    蜻蛉と、いう 字の、青と令には"美しい"と、 いう 意味があり、蜻蛉という 字は "すべてが美しい"という意味があるそうです。
    お陰で勉強になりました。
    アレ、勉強があんなにも嫌いだったのにおかしいな?


    エシュコルさん、確かにちょっと美味しそうです。
    イナゴのクルミあえが105円だったので思わず買うところでした。
    以前、アメリカの女の子などに夕食に出した時、マジ泣いてましたが、さすがにお店で生きたまま網に入って多分1000匹くらい売っていて、ごぞごそと動いているのは、私も少し引きますね。

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  6. 山を歩く時、ブヨは一寸した問題です。
    虫除けスプレーを皮膚にぬっておくのはよいのだが
    それでも顔に超接近でブンブン飛行されると
    気が気でなくなります。そんな時には
    振り払おうとして走ったりもします。
    でもこれ、あんまり効果はないようです。

    で 疑問なのは、
    虫よけスプレーを塗布すると、
    顔の辺りをぶんぶん飛行するだけで、
    彼らは本当に皮膚を射すまでには至らないのか、
    ということです。(ブヨに射されると 
    ひどくはれるので さされる実験はごめんですよ)

    それと虫除けスプレーをすると
    しばらく付きまとわれた後、彼らは
    フトいなくなるのです。
    (別の固体が現われるとしても)

    そこで疑問:
    ブヨも「こいつの顔には虫除けが塗ってあるので
    もうあきらめよう」という学習能力が
    備わってのかも知れないな、と思うのです、
    これどんなものでしょう?

    とにかく平和な山歩きのために
    いい防御法があったら御教示を。

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  7. 夏が近づくと蚊やブヨ、クラゲは増えますね。
    ブヨは水の綺麗な所にしか住めない虫です。
    ただ戸隠では水温が低く水も綺麗すぎて蛍も少ないです。蛍も実は少し汚れた水が繁殖に良いそうです。ですから戸隠ではお盆前後に蚊は少し見ますが、ブヨはあまり?ただ実家ではブヨすごいです。
    アレは蚊とは違った痛みの様なかゆさと腫れがありますね、あと叩いても結構丈夫です。

    ブヨはささないで”かじる”で、出てきた血をなめるので「ブヨ刺症」と呼ばれ、治療科目にもなってます。人によっては激しく痛み、腫れが残ったります。リンパ管炎やリンパ節炎を併発し、歩行困難になるときもあります。

    さてブヨをさける方法ですが、一般の虫除けスプレーはあまりブヨには効果がありません。(それでも短時間は塗らないよりは良いかと。ジョンソンからブヨ専用あります。)
    ブヨは服の上からもやってくれますが厚手なら無理です。(ただ山歩きにはきついですが、、)
    朝夕多いので昼(うーん)
    特に手首足首首等好きです。肌の露出注意です。(ご存じだと思いますが、、)
    自然志向の方は木酢液を薄めて塗るらしいですが、アレ臭いし確認してません。人の知恵はブヨにはどれくらい効果があるのでしょうか。ただ仰るとおり学習能力はあると思います。それがないと生き残れなくなってしまいますので、簡単なプログラミングでないかと想像しますが、それでもバクの無いWin7程度はあるかと思います。

    私の経験では、さされる人とさされない人がいること
    体温が低いとか、体臭説、血液型説ありますが、汗とは確実に関係があると思います。もちろんCo2もその時は出ますが、汗とブヨどちらも呪いに関係があります。
    バイクでオーストラリア行った方の話だと、アボリジニの人より日本人は、圧倒的にさされる。(新しいモノ珍しさに寄ってくる)それである時さすに任せていたら、そのうちささなくなってきた、らしいです。
    ただこれに関しては、先ほどの学習とも関係ありかと思います。たとえばセミは7年も地中にいるのは木の事を考えての部分もあり、みんなで吸っても木が枯れない程度で吸っているので7年、栄養価の高い木やアロエだと2年で成虫になる事も観察されてますので、ブヨも吸いすぎると「こいつそろそろやばいかも」って学習しただけかもしれません。あとクラゲも海に入るとき声がけして、「僕は、君と友達になりたい」とか受容的寛容な態度で望むと良いらしいです。とにかく恐れ、不安、過分な反応はNGは本当です。
    アメリカ中央にいたときそこでは、信じられないほど様々な害虫毒虫がいたのですが、(ある方は帰国して2年経っても症状消えず)家内は全然、彼女小さいとき蚊に刺された事はあるらしいのですが、体質?もあるとおもいますが、精神的なベクトルによる効果だと思ってます。
    ここから先は信仰的な分野になりますので、あのキリスト者と同じ行動パターンで同じ効果は無い時も多く捧げ物してもアナニアとサッピラの例もありますので信仰をもってお進み下さい。
    イエスはどうだったのでしょうかね。
    その血はブヨには苦いか甘いのか?

    長文になってすみません。

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  8. 色々よく知ってますね~。大学かどこか行かれました?
    ぶよは本当はぶゆだそうですね。ハエに似たものらしいけどアブとは違うんでしょうし・・・。

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  9. 大学は行っておりません。

    ぶゆは私の地方では”うるる”とか”うろり”と言います。
    アブの小さいものだと思ってもらってもそんなに遠くないと思いますが、よくは知りません。

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