2010年6月27日日曜日

毛虫

キッチンの窓のど真ん中に、家内の嫌いな毛虫がさなぎになって張り付いた。「やだー、これ取って欲しいけど、何か意味があるんだろうからしょうがない見るかー。」と恨めしそうな言葉。
私は横目でやり過ごしていたが、ついに明日お客さんが来る事になり家内は毛虫のさなぎに向かって「明日までに出ないならお客さん来るからあなた取っちゃうよ。」と宣言していた。
すると慌てて家内の前で羽化して出てきた。そのタイミングに私たちは”驚くばかりの”になっていた。
蛾だと思っていたら神様トンボ風のそんなに嫌なタイプでない飛ぶモノだった。
家内が畑に苗を植えても彼女は水当てが下手で雨が降る事が多い。他にもあるがここで書く事は禁止事項とされた。
私が聖書の真理を、時間と手間をかけ苦労して、あちらこちらから用いて解くのに対して彼女は何となく女の第六感みたいなもので、ポンと言い放つ。しかもそちらの方がぴったり来てるから驚くし自分の流した労苦に対して少しがっかりする。

新改訳のローマ書に
神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。

とあるが自分で自分を変えられようか、私たちは髪の毛一本すら白くも黒くも出来ない。
「自分を変えなさい。」の元の意味は、さなぎが蝶になるような意味だったらしいと家内の心に残っていたから好きではない毛虫がどうなるか最後まで見たかったらしい。

岩波訳では「形造り直され」とある。そして「あなたがたは、この世と同じ姿かたちにさせられてはならない」とある。ということは、クリスチャンは両方の可能性があるということ。
それは自分でがんばって出来ることではなく命の力を信じる事。そし
て信じるものは、それを見ることになる。
家内は息子の誕生日にチーズケーキを魔法のように作ってくれた。
伴侶とは不思議なものだと思う。
最近カラオケで歌ったミスチルの歌詞が浮かぶ

育たないで萎れてた新芽みたいな音符(おもい)を
二つ重ねて鳴らすハーモニー

「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返して

ありふれた時間が愛しく思えたら
それは“愛の仕業”

似てるけどどこか違う だけど同じ匂い
身体でも心でもなく愛している

僅かだって明かりが心に灯るなら
大切にしなきゃ と僕らは誓った
めぐり逢った すべてのものから送られるサイン
もう 何ひとつ見逃さない
そうやって暮らしてゆこう

6 件のコメント:

  1. おはようございますm(__)m
    電気屋の妻さんの可愛さが伝わってきました(^^)v

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  2. りぼんさん
    コメントありがとうございます。

    とにもかくにも、私たちに、様々なものを見せて教えて下さる神様が素晴らしいです。

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  3. 私の教室でも、昨日気持ちの悪い幼虫が、美しい蝶に羽化しました。

    その変態の様子はあまりにも感動的で、みんなでうっとりしながら、かごから飛び立つ姿を見守りました。

    私たちも、今の姿かたちからは想像もつかないものに、しかも、いのちや記憶の連続性を失うことなく、「形造り直される」のだという望みがあります。

    ありがたいことです。

    その時は、バイクもギターもいらないのでしょうか。別の乗り物や楽器を手にしているのでしょうか。

    とても楽しみです。

    キュートな奥様によろしく!

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  4. "
    いのちや記憶の連続性を失うことなく、「形造り直される」のだという望み"

    まさに神の為さる奇跡がここにありますね。
    疲れない足とかれない声が与えられることはわかりますが、楽しみです。

    キュートな奥様かはわかりませんが、
    首根っこはギューットされています。

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  5. 私も鵜飼に操られている感じですが、まあいいじゃないですか。

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  6. かみさんに操られる。

    これで、いいのだ。

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