先日、初対面の25歳ほどの畳職人と会ったとき
彼は私のことを「お父さん」と呼んだ。
「あっお父さん、はじめまして。」「お父さんよろしくお願いします。」
1対1の時にその呼ばれ方されたことはなかったので少し不思議な感じもしたが、考えてみれば彼より年上の子供もいるのだから彼なりの表現なのだろうと納得した。
私もそんな年になったわけだ。遠くないうちに「お爺さん」と呼ばれるときも来るのだろう。そんなこともあり、呼び方って不思議だと思った。
結婚する二人に良く話すことは、「お互い名前で呼び合って頂けたら、、」ということ。
「おい」とか「なあ」「ちょっと」などは論外だが子供が出来ると「お父さん」とか「ママ~」とかなってしまいがち。
個人的に立場や職歴で呼ぶことも呼ばれる事も好きではない。
「先生」と呼ばれて「私は先生ではありません。」と言ってきたし、
勤め人時代も「社長」ではなく「◎○さん」と名字か下の名前で呼んでいた。(但し取引などの場では礼儀上社長)
その影響か私の子供達は兄弟同士で「姉ちゃん」とか「兄さん」と呼び合う事を聞いたことがない。だから「お姉ちゃんなんだからしっかりして。」などの言い方もしたことはない。家も持ち家になって初めて「家に帰るか。」と言うようになったが、借家時代は、「草笛にかえるか?」とか次女もまだ小さいとき「ねえ、カトウさんちかえろう。」と言っていた。(初めての借家に看板があって草笛と有ったことと、次の借家の持ち主が加藤さんだった)
神は私の髪1本1本に名前を付けてそれを数えられている。と書いてある。
これは額の生え際の毛と耳に被っている毛とは違うと認識しているだけではなく頭頂部の頂の一本とその横にわずか後方にずれている一本との違いを知っていると
いう事何ともすごい方だ。そして私を名前で呼び出すとも書いてある。
神にも名前がある。
だから「神さま」とかの使い方は私の嫌いな立場や職歴で呼ぶことになるがその使い方をするには理由がある。私は長い間神の名前を知らなかったからだ。
今は教えてもらって知ってはいるが私の父を名前で呼んだことがあまりないように習慣が少し残っているからそんな呼びかけもまだする。
どうゆう呼び方をするか、より同様な気持ちで呼びかけるかが大切だとは思う。
でもせっかく名前があるし、それを知っているならやはり出来るだけ名前で呼ぶ事にしている。知らないコンビニの店員さんでも名札を見て「◎○さんこれ暖めてください」とお願いする。
ちょっと驚かれる方もいるが大抵は後でにっこりスマイルをもらえる。
名前なんて何でもいいやと思っていました。ネットに関わりだし当初は丸山健二「千日の瑠璃」みたいに、書くたびに違うハンドルネームで登場するつもりでした。
返信削除妻に止められて、たまたまSaltと名乗り始めたのが何となく定着してしまい、音楽活動でもその名前で通してます。
でも、あんまりこだわりはないです。呼びたいように呼んでくれたら何でも返事してます。何にせよ、あましっくりはきません。
でも、主がつけてくださる名前はきっと気にいると思います。
「妻に止められて」
返信削除さすが助けてですね(たすけてー)。
丸山健二「千日の瑠璃」面白そうですね。
冬、湯にでも浸かりながらゆっくり読もうと先ほど注文しました。
本を書く方は本の名前を結構考えてつけるんでしょうね。題名で手にとって開くかどうか関係しますから、でもタイトル負けした陳腐な本も沢山あります。
主は私にふさわしい名前で呼んでくださることと楽しみにしています。
電気屋さんに実際にお目にかかる前は、けっこう丸山健二のイメージがありました。いわゆる学歴エリートではない体験知をもった方で、こだわりの多いアウトドア志向の人です。しかも長野在住。
返信削除好き嫌いはどうかわかりませんが、「千日の瑠璃」の徹底したくどさや鬱陶しさは、けっこう好きです。
本を発送したとの連絡が入りました。
返信削除先入観に囚われず楽しみたいと思います。
ありがとうございます。