2010年10月21日木曜日

父子

久々に息子と仕事をした。
途中、バイク屋のノブさんが来て息子が床を貼っているのを見て「家、自分で作れるなー。」と声をかけて「俺も親父からは何でも教わったもんなー。」と 言っていた。
ノブさんは、標高2084メートルのヒュッテに育ち小学校に行くために冬は道無き雪上を4時間以上かけて通った。
吹雪の日は雪の中で夜を過ごす術を教えてもらい家に帰るのが次の日になることもあったという。背中に背負っていた御握りが凍ってしまいそれ以後冬は御握りは腹で暖めて持ち歩くのだと知ったという。
既に小学生の時にスノーモービルで送迎したり山岳ガイドをするほど生き方を両親に教わった。

子は親に似るだけでなく、親は子に全てを与えないといけないのだと思う。
私が好きなこと楽しいこと出来ること大切な事は子が嫌がらないなら全てアブラハムがイサクに与えたようにすることが望ましい。
創世記24章36節に「主人はこの子に自分の全財産を譲っておられます。」
それは財産だけでなく羊の飼い方、井戸のほり方、知恵や知識何より神の約束でした。
子を見れば親がわかるのはイサクとアブラハムの関係だけでなく
イエスキリストと父なる神の事でもある。
イエスが父と同じように働いたように、息子が一日働いた仕事を見るとき私が一日働いたのと同じ仕事がそこにあった。私が彼にあげれるものが無くなる事ほど素晴らしいことはない。

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