2010年2月16日火曜日

お婆ちゃん

水は実に面白く、また綺麗です。
これも、同じ日に撮りましたが、やはり森の中に入れず取りあえずです。
森の中では、場所により、数センチに針の様に氷がのびて
すべてのものが砂糖細工の様に綺麗でした。
自然は美しく、そして厳しいです。
自然には人格が有りませんから当たり前ですが。
ただ、そのような人格がないと言う自然が作り上げるものには
やはり「自然は芸術家だ」と言えるようなシーンがある。
自然を造った方が、芸術家なのだ。
私たちは、神の庭で遊び、楽しみ、疲れ、休む
歌のなかに、「どれだけの今を重ねたら永遠になるの」とありましたが、永遠の思いは私たちにあっても
永遠を私は理解することはできません。
90を過ぎたばあちゃんが、「あっという間やったわ」と振り返り
「若いときに買った服」と言ったその服は50代の時だった。
時間は重ねても厚みはわからないけれでも、その人が過ごしてきた時と同じだけその人に刻まれる重さがある。いつ頃からだろう。
年寄りのシワクチャの顔を見るたびに「この人にも若いときがあったのだ」「この人はえらいべっぴんだったろうな」と思うようになったのは。

家内と結婚して今年の5月で27年になる。その2年ほど前から、高校生だった彼女を見てきた。
あのときの女の子が私の奥さんになり、お母さんになった、いつか、おばあちゃんになっても
私は、あのときの彼女も忘れない。ずっと見てきたし、これからもそうしていていたい。
全てのことは見届けることはできないけれども、見たいことの一つは神様はかなえてくれるだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿