2013年8月17日土曜日

恋路の海

 クリスチャンになってからお盆に帰郷する事はほとんどなかった。
もちろん暑さをわざわざ味わいに行く事もなかろうという考えもあったけど
殆んどの会う人たちから

「○○ちゃん、お盆やさかい~墓参りに帰って来たったが~」

と言われる、お盆特有の宗教行事も毛嫌いしていた所もあったと思います。
イエスを主とする事は宗教ではないのだから別に他の宗教を避けたり対抗したりする事も無かろうに、おかしな話ですがそれも所詮魂的な働き。

着いてすぐ、金槌とバールを父から借りて、海に泳ぎに行く。
海沿いで育った者にとって、海に泳ぐって事は何かを採ってくる事と同義。
魚を突いたり、サザエを採る 場所

今回は、50m程沖にでて岩場の所の牡蠣が目的だったのだけれど
下水道の完備や人口が減ったせいか水の汚れも減って牡蠣もいたけれど鈴生りという具合でもないし
代わりに、シタダメと呼んでいた巻貝が増えていたので私にはサザエ以上に美味なのでそれと増えすぎたムラサキウニを適当に30程(あまり採っても後が大変なので)。
能登にも馬糞ウニやムラサキウニはいるけど、能登の人はこれらを食べないからちょっと増えすぎで足の置き所も無い感じ
お盆頃になると行燈クラゲが増えます、やはり刺されました。

小さい時はとっても痛く海から上がった後も、ヒリチクしてましたが、大人になったせいか大したことありません。
腕には今も同じくらい赤くなっていますが、時々は、いろんなものに刺されるのは、体の為にイイんじゃないかと思っています。(ちなみに先日ハチにも刺されてます)


ヒナも海が好きらしく一度入るとなかなか上がろうとしません。
「ジャージャー」が水遊びしよう(又はしたい)という合図です。
水平線まで波がありませんね。


父の家でウニを割ってご飯に乗っけました、ちょっと積丹を思い出します。
シタダメは彼らが食べたもの(海藻)で、お尻の部分の味が違います。
どちらと言えば白っぽいものほど癖がありませんが、モスグリーン色の金属が豊富な感じの味はまた玄人には格別です。
ガンチョ(ヤドカリ)もエビとほとんど同じ感じでいただきますし、ナンバ(唐辛子の意味)と呼んでいるピリリと刺激のある巻貝も美味しく頂きました。

ご馳走様でした。




3 件のコメント:

  1. モーニン! 写真、グッドですね。諏訪には明日向かいますが、ちょっとだけそちらに寄せていただこうかと。2 grand kidsとsonも一緒ですが。ご都合はどうでしょう?

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  2. あ、まだ能登でしたか・・・。

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  3. 現在戸隠にありて風は快適です。

    携帯の方にもメール送りました。
    確認お願いします。

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