2010年1月12日火曜日

年を取るということ


年を取るということ

実は年末に2年ぶりに歯医者に行ってきた。
年が明けて、今日も行ってきたのだが、少しも嫌ではなかった。
それどころか、少し楽しかった、もちろん担当の方が、若い女性と
いうことも、あったが、とにかくこんなおっさんの口の中を甲斐甲斐しく
見て、触れて、弄ってくれる、仕事とはいえ、頭が下がる。

としを、重ねると若いとき嫌だったことが、そうでもなくなる。
野菜嫌いの私が、野菜を好きになり、寒いことや、体を動かすことも好きになってくる。
年を取るということは、素晴らしいことだ。
いつまでももし、若いままだと、体に気をつけることもなく、年を重ねた方を思いやるでもなく、
わがままに、パッションに、振り回されながら、過ごし続けることだろう。
そのように考えると、死ぬということも、決して悪いことではないかも知れない。
この人生に終わりがあると知って生きることは、この人生を過ごすにあたり、影響を与えるだろう。
それは、決して悪い影響ではないような気がする。
寒い冬を、楽しめること、小さいときのように、年を取っても楽しむことが出来る。
いつ頃、雪が降って楽しく感じなくなったのだろう。
では、今は、少しばかり、積もりすぎても楽しみに感じるのは、なぜだろう。

本当に年を重ねることは素晴らしいと思う。それは昨日まで知らなかった自分と出会う時でもある。

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