2010年6月14日月曜日

オフロード

昨日の午後はWRさんに誘っていただいたので
松代→菅平→真田→坂城と土の感触が楽しかった。
長野にはまだこんなにも舗装されていない
美しい道があることが、うれしい。
私の影響か、長男などは車で通勤などでも
舗装路を走ることより雪道などの方がスムーズで好きらしい。
長男は決して無謀な運転はしない。
交通事故どころか違反する感じすら無い。
性格もあるかも知れないが、バイクで土の上を走らせていたことが大きいと思っている。凸凹、細い所、滑るところ、急な所、岩や木の等、走りにくい道ばかり走らせてきた。
技量により行けない行ける差がはっきり出る。良く転び、それを悔しがったり笑ったりする。
すると道というグリップに頼った所で飛ばす危険性や、わざわざ平らで走りやすく作った場所では刺激も無いので淡々と走るのだろう。オフロードではバランス感覚がとても大切だ。

偉そうな事は言うつもりはないが、人生も似ている様な気がする。
広くて平らな道より狭くても、時々転んだり、泥をかぶったり、誇りだらけになったり、越えられるかと思うセクションがある道を走っているような気がする。オフロードとは道から外れたところという意味だ。
自分の生き方を振り返るとそんな気もしないわけでもない。

7難8苦を与えて欲しいわけではない。ただギリギリの所を抜けて行けたときの喜びの方が、舗装された沢山の人が走っている、淡々とした道より何だか楽しい、だからその道を選んでいるのだろう。

それにしても昨日連れて行ってもらった所は変化に富み素晴らしい道だった。
初めて走る道は実に楽しい、今、走っているその先がどうなっているか知る由も無い。
ただ、そんな小道も十分な知恵と力と勢いに満ちた方と一緒だったから走り抜けてきたしこれからもそうだろう。そして行き着く先には、私の住むべき所がある。家に無事着くまでが、なんにしても大事です。
そこには待っている方がいるのだから。

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