2014年2月23日日曜日

泣いた青鬼



我が郷土が産んだ元横綱輪島
彼のエピソードには快挙にいとまがない程ある
そんな彼の発言を、ちょっとだけ出してみると

「熱いのはダメなんだ。猫背だから」

タクシーに乗ってた際に、『あっ運転手さん、次の信号を右に左折して下さい。』と指示

日大受験時、何も書かなくていいから受験番号と名前だけは間違うなと(ちなみに、卒業論文は極太のマジックで書き上げたそうです。)

初めて外車を買いに行き、「お支払い方法は?」と聞かれ、
「えーっと、結局全部でいくら?」「1000万で少しだけお釣りが、、、」
「じゃあ、これで、、」と着物の懐から現金払いで、、

横綱になり記者からの質問で「輪島関、ご兄弟はいらっしゃるんですか?」
「兄弟はいませんが、妹が一人おります。」

クイズ番組で、流石に現役の横綱に恥は、、という訳で
「何問目のこの質問が出ます、答えはこれです(それも短い答え)」と、教えてあり、
その質問でボタンを押す事だけに集中していて答えを覚えていない、、
押したはいいけど、長い沈黙が、、、
「輪島関どうしました、、、」焦るMC側
「アレッ、、うーん、、えぇーっと、、、えーっと、、えっと、、」
「ハイ、正解です。答えは江戸!お見事でした(本人でなくスタッフ一同ホッ)」。


金星最多供給記録を更新し、「いったいあの黄金の左はどこに行ってしまったのでしょうか?」と問われると
自らの左腕を見せて「まだまだここに健在です、昔は下手投げでしたが今は金星を与えるという意味で黄金の左と呼ばれています」

1975年5月場所直後には場所を途中休場した身にも拘らずカメラマンの前にゴルフウェア姿で出てくるという不謹慎な様子を見せ、
翌7月場所を堂々と休場、、、どこか森さんと似ている、、

確かに星を金で買っただろうと思う。
それほど当時の相撲界には力があったし、彼にも力があった。
以下奥さんの証言(彼女とはとんねるずのお見合い企画で結婚)


84年7月、名古屋場所中、輪島は6億円もの借金を抱え、奥さんには
『これは妹が作った借金だ』と
それにしても金額が多すぎるので、
『納得できない。本当はあなたも使ったんじゃないの?』と
問い詰つめると、観念した彼は顔面蒼白になりながら、
『じつは星(勝ち)を買うのに使ったんだ』と、、、


ある意味、、正直な男である、、


泣いた青鬼という話をご存じだろうか。

もう一人の私の郷土が産んだ人物で森元首相がいる

森喜朗という人物はそれを地でいく存在にも見える。
浅田真央SP16位これは、彼女の実力からするなら大失態と言ってもいい(特にキムヨナをライバルと言い続けるメディアからすると)
この人の失言からネットでもニュースでも一気に浅田真央批判がなくしまったという事すら気付かせないほど
彼の発言(失言)は、ベストなタイミングで発信された。
狙ってるのか分からないけど、いつも結果的にこの人以外は損しない流れに毎回なるのだ
そして「彼ならあえて損な役を背負ったんだヨ」と誰にも思わせない所がある。(私も大体思ってないが、、)

ヤフー知恵袋 に「森喜朗元総理をどう思いますか」質問日時:2012/9/8 解決日時:2012/9/14

というモノがある。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1393700403

そのベストアンサーには

「マスコミの評判は非常に悪い人物が、いざ彼を直に知っている人は悪口を言う人がいないという奇妙な現象」
「前回の衆議院選挙であれほど逆風、自民の敗北があったというのに、石川県第2区で真っ当に当選」
「石川県第2区の住民は日本中から嫌がらせと軽蔑を受けても彼等は森嘉朗氏は国会に必要な人材であると評価」
「森喜朗を知っている人々は、これほどまでに、自分自身を犠牲にしてまで、彼を高く評価」
「もっとも有名な「神の国発言」、冷静に読んでみると神道の会合で「宗教は人の心の拠なのだから協力し合いましょう」という事、、あれをどう読めばそう解釈できるのか私は未だに理解できません。」


ちょっと困った彼(ら)に対しての美談も語ろうと思えばけっこう沢山ある。
しかし残念ながら、彼(ら)には似あわない のである、、ドラマには悪役も必要なのだから(演出だとは思えないが、、)


2 件のコメント:

  1. 学生時代に「泣いた青鬼」という続編を書いたことがあります。サンディエゴ大学の教授になっている友人と作ったButter Knifeという雑誌に掲載しました。誰でも知っている有名な続編を書いてその価値を覆すというパターンで遊んでいました。赤鬼の身代わりになった青鬼が自分の作戦があまりにも割にあわないものだったことに気づいて悩むという話でした。森さんの次の失言がちょっと楽しみになってきたSaltでした。

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  2. 彼、やる時にはやるので、オリンピック組織委員会会長を辞めさせられなければ
    また、決めてくれる、そんな期待を裏切らない骨太タイプです。

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