2010年12月17日金曜日

時間2

2005年4月25日午前9時18分頃、JR福知山線のカーブで電車転覆脱線事故が発生し、
100人以上が亡くなった知らせは多くの国でもニュースになり世界を驚かせた。
事故の大きさよりわずか「1分」遅れた事が事故の原因だったからだ。

70年代は馬力にあこがれがあった。極端な話100km/hしか出ない乗り物だと2時間かかる所、
200km/h出せば1時間で行けるのだ。
スピードの出しすぎによる事故で命を落とす若者が多く社会現象ともいえる時代
マスコミの槍玉に上がった本田宗一郎が「スピードは人間の本能だ。飛ばしても安全な道を何故作ってやらん」と言ったという。
ただ馬力を競った時代も終わっている。その頂点であるF1では、もはや人がコントロールできないので
コンピューター制御のアクセルブレーキになっている。
それより燃費やエコ減税の数字に興味がある方の方が多いだろう。
A地点からB地点まで移動にかかる時間をどうとらえるかでその価値も変わる。
無駄と思うのか、益だと考えるのか。なんだか自己啓発的な話になってきたが、
好きな人との時間ならその道のりも無駄や苦しみではなくもっとゆっくり進みたいと思うものだ。
飛行機の景色と新幹線、車、バイク、自転車、徒歩などとは
風景も移動時間もまた途中のドラマ性も全く違う。
旅として味わい深いのは、ゆっくり進むものの方が多いと思っている。

写真は近くの飯綱湖だが、湖面の氷はゆっくりと厚くなっていく。
以前は学校で小学生らもここでスケートをしたそうだ。安全面でも授業も今よりゆっくりしていたのだろう。

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