2010年5月11日火曜日

奈良

日曜日は、7年ぶりの日曜礼拝という集いにいかせていただきました。
形や流れって面白いものだなーっと思わせていただきました。
そんなことより、人そして神が何よりおもしろいですね。
お会いできた皆様、親切に接していただきありがとうございました。
当方らは未だリハビリ中ですが、トンネルの先には光が見えてきております。末永くよろしくお願いいたします。

宿泊はB&Bにしみねさんで泊まらせていただき、月曜日は薬師寺を見てきました。というより、故西岡さんの仕事がみたかったので行ってきました。
10月から東塔は改修に入るので比べて見れないので1300年祭等はほっておいて薬師寺で唯一当時のまま残っている1300年の時間経過も味あわせてもらいました。

 西塔は昭和56年(1981)に復興。鮮やかな色ですね。奈良の色です。塔の連子窓[れんじまど]に使われている色を「青[あお]」色、扉や柱に使われている色を「丹[に]」色と呼び、万葉集に

あ おによし ならのみやこは さくはなの におうがごとく いまさかりなり

「青丹良し」って良いですね。西塔は建築当時を思わされ、東は風雪に耐えた趣があります。

屋根のソリの違いわかりますでしょうか。高さも一尺くらい西が高いそうです(私のレーザーアイでもわかりませんでしたが)。1000年経つと同じ高さになるそうですが、槍鉋やちょうなの削り後が今も昔も変わらない美しさでした。

私にとって海外などの大きなキリスト系教会も薬師寺も只の歴史的建築物としてみるので同じ気持ち同じような雰囲気を感じさせてくれます。良いも悪いも霊的なモノは残りますね。平城京などはまわり野っぱらだそうであれだけ残ってますから。東大寺の鹿もかわいいですね。奈良は宗教のるつぼ的な所でもありますね。

西岡さんが「地震などで東が倒れ西が残ったらええけど、逆やったら腹切らなあきませんわな」と書いていらっしゃいましたが、さて数多くの中で最後まで残るもの立ちおおせるもの非常に興味があります。



2 件のコメント:

  1. とても充実した楽しい交わりでした。ありがとうございました、

    日曜礼拝っていうほどつもりもないんです。何らかのかたちをとらざるを得ないと、それが形や流れになるのですね。

    まあ、料理や飲み物を入れるとりあえずの器みたいなものです。

    いい食器やグラスで味わいを深められたらとは思います。

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  2. こちらこそ
    ありがとうございました。

    色々と私たちの内側での発見もありました。
    集まり、交わり、礼拝について与えられた思いの中に少し前進がありました。

    ”料理や飲み物を入れるとりあえずの器”
    なるほど、そのとおりですね。形や流れの問題は
    良い悪いではなく個人的な好き嫌いという感じになるのかもしれません。それとは関係ない所に礼拝はあります。

    でも
    ”いい食器やグラスで味わいを深められたらとは思います。 ”
    これもわかりますね。

    今回はSaltさんに会いにいったわけでもなく、日曜礼拝を、という心でむかいあわせていただきました。
    ですから石ころさんや他の方々に会えたことはご褒美みたいなことでそれも感謝です。
    全てのこと本当にありがとうございました。

    また、そのうちよろしくお願いします。

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