2014年1月19日日曜日

昼時

 葉を落とし 枯れた様に 立つ木々
氷に覆われ 鋳た様に 流れる事無き河
凡夫の中に 僕の様に 仕える主

肉の目には見えねど 雪中にありて春に備える蕾
厚き氷の下で弛む事無く 働く力
厳冬に有り 庵の燃え炭に 暖を見る幸


我家では今、訪問してくれた全員が昼寝をしている(ノエルも含めて)。
齢を重ねると 自分たちから出た全員が揃うという事だけでも少なくなってくるもの
だから賑やかな食事時もいいけどこうしたみんなが揃っているけど静かな時間でさえも尊く感じる。
昨日リフトに同乗した私より少し年配の女性が

「旦那は、{孫の為に、使うお金は惜しまない}って言うんですよ。」

って嬉しそうに仰っていて彼女の夫は今も同じゲレンデの何処かで孫たちと滑っているらしい。
小さかった頃は、山登りをしてキャンプと温泉、冬も栂池のペンションで泊まってのスキー三昧
大きなワンボックスに荷物を満載しての出発だったけど
上の孫が中学に入った頃から 全部の家族がそろう事の難しさを感じているって、仰っていた。

「だけど、幸せですね。」

って言うと

「そうですね」

って、ホント肉的にはこれ以上の何があるのってマツコさんでも仰っています。
頂上で一緒に降りて同じコースを降りて行ったんだけど、
その後ろ姿は20代と言ってもいい美しいパラレルで
ちょっとウットリしながら小さくなっていく彼女を見送った(←こう書くとカッコいいけど事実はちょっと付いて行けなかっただけ、、ハハ)。

0 件のコメント:

コメントを投稿