2010年3月16日火曜日

漂流

戸隠でもかなり新潟県ちかくだと富士もこんなに小さいです。
でも、気持ちはそこまで行っているような感じを味わえます。

私のそう祖父は気のいい方と言えば聞こえは良いがお人好しだったと思う。
保証人になって貧乏したと聞いた。
それまでの家と土地は取られて半農半漁でその日暮らし、
ある時漁をしていてしけにあい流され新潟まで流された事があると聞いた。
もちろん携帯のない時代、手紙を出す金もなく、みんなは死んだと思った。
村の○○どんさんがやってきて、ひい婆ちゃんに「実はあんたの旦那には金を貸してあった。申し訳ないが返してくれ」と、もちろん払う金も当てもない。
貧乏子沢山を絵に書いた様な状態だった。
ところが、3ヶ月歩き続けてひい爺様は戻ってきた。
実は嘘だったみたい。
今だと弱みにつけ込んだ立派な詐欺だが、それでも生きていて良かったねで終わったみたいです。やっぱり、ひい爺ちゃんも冒険好き?でお人好しだったのだ。よかったね。

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