2010年9月24日金曜日

ドライフラワー

8月10日のブログで載せたうちの庭に咲く名も知らない花
ドライフラワーになるよと教えて下さったので、家内がそのようにしてみたら実にいい感じです。さわっても花びらが落ちず、綺麗でかわいい
以前の私だとこのような事に反応するタイプでは、ありません。
機能や効率優先で、車やバイク、道具、家具、家でも目的を達成するために創意工夫した形や仕上がりには、惚れ惚れしましたが、デザインの為のデザインや、必要ないので格好いいだけの形)には、良いと感じておりませんでした。
だから、もの凄い時間をかけて家内が作るパッチワーク(1作品2年ペース)
画像にもあるが既に出来上がっているものに、不必要とも思えるオイルペイント
その年で枯れてしまう、一年草、さらにはどうせ捨てることになるドライフラワーや人形などは、さほど意味はないと言った具合でした。
しかしある時、教えられたことは、それら一見、過剰な無駄とも思えるものは、ゆとりや豊かさなんだと。

レースでも、美しいマシンは速いと昔から言われてます。
徹夜で仕上げたという、荒削りむき出しのマシンの持つ雰囲気も好きですが、機能的に作り込み、仕上げ、さらに美しく装う時間や、金額、手間をかける気持ちのゆとりは、レースという言えば結果が全てともとれる世界においても、速さに直接関係なくとも、勝利を得るための大切なファクターだったのです。
横綱相撲という言葉がありますが、姑息な立ち合いや逃げることなく正面から受け止めさらに勝つ、そこには、神から与えられた才能と、ゆとりまで生み出すほどの練習や鍛錬、食べ物やさまざまな自分への管理などそれがあってこその連勝、もう常勝と言っても良いほどの立ち位置になれる訳です。
そう言えば生駒の友人が白鳳の結婚式を司式したのですが、友人の奥さんらによる式の中での賛美が素晴らしかったとのこと、横綱クラスの結婚式では、過剰とも言える装飾、建物、披露宴などスーパーカーが買えるほどの金額を1日で使い切り何も残らない。それでも、結婚には、意味がある。

神がアダムを造ったとき、そしてエバ(イブ)を造ったとき、骨や臓器、筋など機能的な物をあえて隠す様に傷つきやすい柔らかな肌でしかもつなぎ目が無いように、包み込み、くるまれました。たしかに機能的であっても自分の恋人が理科実験室の標本のような体なら嫌です。
野に咲く一輪の花もある意味必要以上に装ってあります。
ただ勝つだけでなく、勝利して余りある方は、いつも必要を備えてくださるだけでなく、時に私に相応しくない程に与えてくださいます。主のそのゆとりはすごいなと、思わされる毎日です。

3 件のコメント:

  1. 素敵な日常ですね(-^^-)

    パッチワークもなさるとは凄過ぎです★

    ドライフラワーって生花と違う色合い・風合い
    を楽しめていいですよね(^^)v

    枯れ葉を押し葉にしてから(葉筋の出ている)
    新聞紙に乗せてカラースプレーしたものも
    綺麗ですよ★

    金や銀色、茶色や黄土色にしてクリのイガイガ
    と組み合わせて、色々な作品を楽しめて楽しい
    です(^^)/

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  2. りぼんさん

    きれいなドライフラワーになりました。
    ありがとうございます♪。・:*:・゚。
    家で作るドライフラワーは白が綺麗にならない時が多いのですが、白がきれいにでましたねこの花。来年はもう少しドライにして楽しんでみようと思います☆
    ドライフラワーは冬の花がないとき
    楽しめるので庭の花でドライになるようなものを
    作ってみてます。

    りぼんさんは、スイーツもだけどドライフラワーで作られたものあったらブログにのせてください。
    見たいなぁヾ(*´∀`*)

    なんでもちゃちゃとやる人もおられるのですが、
    (このタイプは主人)

    私は(^^;こつこつ、キルティングするのが好きなのです。2年以上かけてやるのは、凄いものを作っているのではなくて、やりたいときにやってそのうち出来上がるというのんきな方法だからなのですよ。
    σ(@゚ー゚@)ヨロシクネ♪

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