2011年2月11日金曜日

薪ストーブライフ③

燃やす材料となる木の事。私の場合は仕事の廃材も出ます。しかしそれは焚き付けか、寒い時のカンフルみたいなもの。細かい木はすぐに燃え長持ちしないからです。
メインは原木である。以前は定期的に樹種が変わるのでリンゴも貰っていたが、長持ちする香りの良い薪だが割るのも切るのも大変です。今年は針葉樹の中では長持ちするカラマツが多い。立木は森の中に家を作る時など必要以外は、まず切りません。立ち枯れや倒木を探します。
薪に良い木はと聞かれると「実がなる木です」と答えるが乱暴に言うなら何でも良いです。燃えない木は無いですから、でも少しの注意などは必要です。それらについてはゆっくりと燃やしながら探す楽しみと思ってください。
最近は私が薪を使っているからと声をかけて下さるご近所が増えてきましたが、森林組合などの伐採後の曲がった木や間伐材などもいただきます。お金を払えば森林組合なども家の前まで原木やパックにした薪も持ってきてくれますが、私は買ったことはありません。
古民家の古材も使います。壊している家を見たらとにかく声をかけてみたりします。
釘が有ったりしますし煤けているのはチェンソーの切れがすぐに悪くなりますがカラカラでいい薪です。どうしても足りない時はプレカット工場や材木屋の切れ端を頂きます。
以前はタダでしたが最近は軽トラ1台4000円程しています。それらも夏までに集めないと秋風が吹きだすと無くなってしまう事もあります。
でも探せば見つかります。薪になりそうな木を見つけたら心に留めておいて持ち主の戸を叩いてみます。
1年中薪の事は頭の隅にあってそれが与えられ満たされた時の充足感は素晴らしいです。与えて下さる方に感謝。

確かにかなりの量を一冬で使います。今は無駄に使っているつもりもありませんがケチケチも使っていない。
全世界の人が薪で冬を越すならと頭で考えると不可能という答えが浮かびます。
荒野でも40年多くの民を養った神は必要を与えて下さるという信仰はあります。
そもそもエデンには冬は無かったし神の望んだ形でなくとも季節を造られた神はその時その時で私の思う形では無くとも必要を与えて下さると信じています。

6 件のコメント:

  1. わが家には蒔ストーブはありませんが、憧れはあります。昔はなかまと一緒に焚き火をしました。焚き火にはジャンベやディジュリドゥーという楽器が似合います。ギターも悪くないです。蒔で焼くとチープな食材もなぜか深い味わいになります。
    火を囲むとなぜか、心の中まで温かくなって、素直な気持ちになれたりするから不思議です。

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  2. 確かにたき火には弦楽器やハーモニカなどもあいそうですね。

    時計や携帯を離れてホントに素直な話し合いが出来れば一番いいですね。

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  3. 天に召されましたが、教会の兄弟で同業の教師だった方が、病気で早期退職し古民家を買われました。大がかりなリフォームされ、その家に薪ストーブがありました。教会でつかわせてもらうこともあるので、薪割りのお手伝いに行ったことがあります。桜もあったような、杉や檜でないことは私でもわかりましたが、斧で割るのは面白く、ちょっとはまりました。これもで樵の息子、と思っていましたが、筋肉痛は1週間消えず…ヘロヘロで情けない。カミキリ虫の幼虫がいっぱい出てきましたね~。その薪ストーブの部屋にステレオセットがあり「冬は薪ストーブの前でレコードを聴きながらコーヒーを飲むんや。」と言われていました。いいな…、と憧れます。

    神さまは、あふれるほどあれこれのもので養ってくださっていますよね。我が子のことを思っているとき、この子らを思う神さまの思いのどれほどのもので自分がわが子のことを考えているというのか、と気づかされました。
    自分一人で心配しているように思っていましたが、神さまがあわれみ養おうとされている思いがどれだけか、そう気づかされると「最善をなしてください」だけです。スミマセン、お願いします、と本当に、必要を与えてくださる方に感謝するだけでした。  あれが欲しい、これが欲しい、と言いま…はあ、せん^^

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  4. 古民家良いですね。
    いつか古民家再生はやってみたい仕事の一つです。
    あの味は新しいものでは出来ませんね。

    家の周りには古民家の柱や梁がだいぶ集めてあるのですが、来年使わない場合は薪にしようか思案中です。
    200年たった物には200年の重みがあります。

    銀じ郎 さんは木こりの息子なんですか?
    知り合いに木こりの方は何人かいらっしゃいますね。その方ももちろん薪ストーブでギターを弾いています。
    神様の子らを思う気持ちの大きさの一片でも知るために親と言う立場を経験させられてもらっているんじゃないかとホント思いますね。
    Saltさんの言葉を借りるなら「神は常に最善しかなさらない」のですが、私たちの立ち位置の中での最善と言う限定枠が常について回ります。
    本当に欲しいものは最後はキリストだけですね。
    そして私たちはそれを得ているわけです。
    素晴らしいです。

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  5. 今日読ませてもらって分かったことは
    電機屋さんも そんなにイージーに薪が
    集まるわけではない、と言うことです。
    これは現実的ないい情報でした。
    いつもアタマの片隅に薪のことがある、と。

    この特集、期待しております。
    いわれること、何でも役に立ちそう。

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  6. そうなんですよ。
    地道に集めさせていただいてます。
    本来薪は1年かけて1年分を集めるものですので
    急ぎや利便性なら電気か石油だと、、。
    ローマは、、、ということでしょうか。

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